愛の力
おはようございます。仙台でのコンサートをありがとうございました。昨日の朝は福井で地震があり、夕方に関東で豪雨があり、これから九州には超大型台風が向かうなど、これまでとは違うレベルの自然が既に始まっている中、9月のコンサートが始まりました。コンサートでは、本音の力、愛の力とのメッセージでした。一部のメッセージをお聞きしながら胸に響くピアノをそのまま感じると、父への本音が出てきました。退院した父に、来週会いに行くからと伝えたところ「なーんにもやってあげられないぞー」と言われた事を想い出していました。病人の父の世話をする為に行くのに、何かやってもらおうとは思っていなかったのですが、なぜか心に残っていました。私に執着していた嫌な思いが多かった父でしたが、その言葉を思い返して、病気になってもまだ子供である私にやれる事を考えていたのかと感じ、ずっと甘えていたのは私だった、と今更ながらにわかりました。分かると胸が熱くなり身体が熱く汗が滲みます。いろんなことがあっても、父は子供のために真面目に仕事をし、不器用ながらも一生懸命に生きてくれた事がわかり、これまで父を受けとめてこなかった事が申し訳なく感じました。すっぽりと何か、それは愛としか表現できないのですが、抱かれ、様々な気づきがありました。力強い演奏に胸は揺さぶられ涙ばかりが溢れました。
昨日は久しぶりに着物でコンサートに参加いたしました。自分ではなかなかできないのですが、プロに着付けをして頂くと背筋が整えられ、それにより身体の何かが違うのがわかりました。日本の文化で力を抜く事は、書道や武道、ピアノの弾き方、着付けひとつ経験しています。またコンサートや日々起こることから様々な気づきを得る事があります。昨日のメッセージから、日本のに生まれ生きている事で様々な気づきが自ずとあるのでしょう。豊かな日本の地、恵に感謝です。日本は世界の神々、八百の神が集まる地と言われていますが、今年の演奏は全てを集結するかのような地響きの様な演奏が続いています。まだまだ分からない事が多いのですが、明日の盛岡コンサートには長女と共に参加させて頂きます。ありがとうございます。