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愛に向かう命


人間を含めあらゆる生命の命は愛に向かうと感じました。そして、コンサートで経験した愛は、これまでの愛に対する観念を打ち破ったのです。第1部では、地球の自然の優しさに包まれました。本当に優しいのです。これが愛であると感じました。命の光でした。そして、始源の光もまた愛ではないかと感じました。それは、物質とは異なるエントロピーが逆向きの未知なる状態ではないかと。そして、生命が循環する地球は、宇宙の中では特別な存在と感じました。地球上の生命は、単なる太陽エネルギーの分解者として物質的に存在するのではなく、新たな生命と光を生みだす能力を備え、やがては、失われた永遠の光を取り戻すべく愛の世界に向かう存在として、現在はその進化のプロセスにあるのではないかと感じました。そして、人間の命もその例外ではないのです。物質的にはやがて終焉を迎えるはずの地球ひいては宇宙が、未来永劫にわたり輝き続けるためには、むしろ人間のあり方にかかっているのではないかと。物質と時間を超越した神、すなわち愛の世界に光として輝き続けることが、人間に与えられた本来の存在意義・挑戦ではないかと感じたのです。

愛に向かう命。それがどの命も差別なく尊いゆえんである。私はこれからどのように生きていけばよいのか。命を中心に考えると、観念や知識、社会制度など、人間にはいかに多くの余計なものが重たくのしかかっていることか。科学は一体どのように活用すれば未来が拓けるのか。自分の頭がたくさんの重いもので占められているのを感じる一方で、命という新たな可能性の隙間が私の中に芽生えたことを感じながら、演奏が終了しました。

 

ありがとうございます。

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