恵みの雨

NPO高麗 迎賓館にお招き頂きまして、誠にありがとうございました。
定休日でも、喜んでセットして下さるベテラン髪結さんはおそらく90近いのではないかと思います。大物女優さんの腰の低さや昭和時代の京都の話を聞けるのも面白く、東京銀座で見聞きした事とはまた違い、気候風土やその場から生まれるエネルギーで社会も文化も創られると実感します。ネット社会となりグローバル化といっても本当に単に画一化されただけではないかとゾッとします。世界の悲惨な状況を、命懸けで国の規制をすり抜け配信する人々のお気持ちが身のうちに入ってきて涙よりありませんが、同じ土俵で戦おうとしても状況は悪化するばかりではないかと見えます。いだきしん先生のおはたらき、高麗恵子さんのご存在をどのように伝えようかと頭で考えるのではなく、生まれた気持ちに素直に実行すること、今はこれよりありません。

メッセージのない迎賓館コンサートです。第一音から心臓が大きく鼓動し驚いていました。これほどまでに内臓を感じた事がないなと、今日は何をなさっておられるかわからないけれど先生が御仕事なさる其の場に身を置かせて頂くという、限りなく尊い事に感謝するばかりで、ただ音を立てぬようにと裡を感じておりました。お話のあとはより一層自覚したことがない場所がわかり、生きてこのような経験ができるなんてと感動と感謝でいっぱいでした。
この経験があったからか「本音で生きて下さい」高麗恵子さんの御講演が深いところへ沁みて沁みて仕方がなかったです。聖なる水がいのちに沁み渡るように、また、美しい木の葉の輝きのように感じてならない、尊い言葉、音のひとつひとつでした。のちのお話から先生のコンサートの素晴らしいことを、伝えさせていただけます新たなよろこびが生まれました。真の自分がわかり内面を磨いたり、飛躍飛翔、成長できるコンサートなどは世界唯一です。それこそ過去の一切を捨て、まったく新しくコンサートのご案内をして参ります。

八坂の塔でのメッセージもありがとうございます。ボランティアの打ち合わせで話して下さった事も含め、知っているのに最善を尽くせないとしたら永遠の後悔となることはあきらかです。
人智を超えた力はたらく「本音」で生きることで人類の危機を必ず乗り越えようと美しい闘志も湧いてきます。


京都が一年で最も混雑すると言われる11月23日。今日は見事な秋晴れです。
昨日は雨でも残念な気持ちが微塵も生まれず心あたたかかったわけもわかり、「恵みの雨」を納得しました。もし昨日晴れていたら更なる大渋滞により予定通り12台の車は到着できなかったと容易にわかります。
おおいなるはたらきかけを受けられる方々がおられ、出会えた一人です。
常に創る側で、いだきで生きると、心新たに誓います。