応用コースをありがとうございました。
復活コンサート、応用コースをありがとうございました。2月は、父と母が亡くなった月です。復活のコンサートでは、両親と、今も共にいるように感じました。応用コースでは、母が入院していた頃の情景が重なり、涙が込み上げました。
自宅のトイレが狭く、母を連れて行くのが厳しくなり、入院させました。翌日、見舞いに行き、私は車椅子で母をトイレへ連れていきました。数日後、病室のベッドの横にはポータブルトイレが置かれ、さらに数日後にはバルーンが施されました。そして、10日後には500円玉ほどの褥瘡ができ、どんどん悪化。穴の深さは20センチになり、病院では「ガンが進行して栄養が取られているので治らない」と説明されました。ガンは進行し、褥瘡の穴からは、多量の膿が出ていました。しかし、病院の決まりで長期入院はできず、私は母を自宅に連れて帰りました。訪問看護と訪問医療を受けながら介護を続けました。不思議なことに褥瘡は小さくなり、母が亡くなる頃にはほぼ完治していました。
私は昔から病院や医療に対する不信感を拭えずにいましたが、母の経験を通してその気持ちはさらに強まりました。応用コースでのお話を聞き、再び悔しさがこみ上げ、胸が詰まりました。「何がなんでも病院には頼りたくない」その気持ちは、ますます強くなりました。
だからこそ、健康に生きることが大事だと痛感します。ストレスになることや、体に負担のかかる食べ物は極力避けつつも、食べたいものは我慢せず、消化できる体づくりが必須です。叢を切り開き、畝をつくり、無農薬無肥料の野菜を自分で育てました。数年食べ続けたことで、自然の恵みが体にどれほどのエネルギーを与えてくれるかを実感しています。自らの身体が大地や、陽の光と交流し、作物の命をいただいていることを、しみじみと感じます。流通している野菜では、多量に食べなければ体も命も満たされません。
基礎体力をつけ、免疫力を高めること。これに尽きます。命の糧となるものは、大地に根ざし、そこに育つ命との循環の中にあります。そして、先生のコンサートは、まさに命のエネルギーそのものです。復活された先生の演奏に、今日も参加できる幸運に感謝します。ありがとうございます。