応用コース、そして6月23日
いだきしん先生、お誕生日おめでとうございます。弘前の高句麗伝説での太鼓は正に津軽のねぶたのリズムに、弘前はもとより津軽全体にとってのサプライズだったと思います。この度急遽来ることになった叔母も、木造高校の卒業生でした。大病を患っていながらも、高句麗伝説を経験して、幸せそうな顔で帰って行きました。ありがとうございました。今日は正に先生の世界進出が始まったと感じました。
応用コースでの音楽の話、そして焙煎の話、自家焙煎している私にとっては、全く新しい焙煎のヒントとなるお話しでした。
7月からスペシャリティコーヒーの専門店を出店を控えている私にとっては目から鱗のようなお話しでしたし、素晴らしい門出となる応用コースでの経験でした。ありがとうございました。和音の話の際に、協和音に刺激のある音を加えることで音に広がりがでるとのお話しに、シングルカスクのスペシャリティコーヒーだけではなく、エスプレッソを含め、ハンドドリップの珈琲にもセオリーにはない敢えて癖のある珈琲豆をブレンドするということにも挑戦してみようとわくわくしながらお聞きしておりました。
世界のスペシャリティコーヒーだけではなく、小規模ながら並々ならぬ情熱と愚直なまでに品質の良いコーヒーを生産している農園主のコーヒーも発掘して行こうと考えております。
焙煎機も結工房のプロバット12キロ焙煎とはいきませんが、同じプロバットの焙煎機を導入できることが幸運と感じています!
焙煎する時も先生の音と共に、生豆と交流しながら焙煎を高め、オリジナルブランドを作りあげて参ります。
私がコーヒーの焙煎してわかったことと言えばコーヒーは農産物であり生鮮食品だと言うことです。また、ドリップしたいい状態のコーヒーは『茜色』とても澄んでいます。あまりのきれいな茜色にお客様はとっても喜んで下さいます。
生命育まれてきた地の白神の照葉樹林に水が染みていくように、お客様の身体に染み渡る一杯を提供していきます。
NPO高麗でエチオピアに行くことが始まった時に、自分は行けなかった事から何か役に立つことはないかと考えた時に、焙煎のメカニズムを会得しようと思い立ちました。
これがコーヒーとの関わりの始まりとなりました。
何が出来るかわかりませんが、いつか先生のお役にたてるように力をつけていこうと思います。 川嶋幸男