忘れられないスタートの時

何も悪いこともしていないのに、何故近隣の目を気にしながら世界を変えるコンサートをしなければいけないのかという疑問を感じつつ、どの様な世の中であっても世界平和実現に向かう活動は継続する事だけは何があっても貫くという気持ちで、今日抜け出していける期待に胸が膨らみ、迎賓館コンサートを迎えました。今日スタッフに淹れて下さいました先生のコーヒーは、完璧な丸いお味で、隙がなく心満たされました。お浄めコーヒーは「北緯40度賛」です。芯が強く、核があり、それでいて抜ける様な爽やかさは「北緯40度賛」コーヒーならではのお味と感じます。お浄めコーヒーを頂き、今日は隙なく皆様をお迎えし、無事に開催できます様にと心身整えました。始まる前に、また近隣から文句を言われたとの報告を受け、瞬間怒りが込み上げました。演奏が始まり、この世の中で良い時代を創っていく事…を心に聴かせて戴きました。コロナ禍の中でずっと制圧された苦しみを感じ、この度は痛みまでも伴い、痛みによって制圧され、体が動けなくなっていく数カ月でした。昨夜からもう痛みを恐れ、身を縮める事は耐えられないと叫び声が聞こえる様でした。今まで何も悪い事をしていなくても、そればかりか、生真面目に何でも規則通り心に嘘までもつかずに生き、活動してきたにも関わらず、人からは疑われ、怪しまれていく理不尽な人間の有り様に対する憤りはずっとお腹の底にありました。恨みや怒りによって世の中が変わる事はなく、愛によってより変わる事はない事は身に沁みわかっています。相手にせず、真を貫く事が、未来に真が明かされる時が来ると考え生きてきました。今日の先生の演奏をお聴きしている時に、これ以上制圧される事は止めるとお腹の底から強い意志が生まれ、真実を表現し続けると決めました。私は、何のバックグラウンドもコネクションもなくエチオピア大使館に飛び込み、政府主催のコンサートを開催しましたし、レバノン、タンザニア、イラン、他の国も全て本音から実現出来たコンサートばかりです。色々疑われる時に「調べてもらった方が早いです」といつも言ってきました。根拠のない事で人はそれぞれの思惑で勝手に思い込み、間違ったことを言っても平気な状態です。今後は、真実を強く押し出し、表現し続けると決めました。大いなる存在は、共に在り、応援してくれることが見えました。体中から力漲り、汗が滲みます。休憩後の先生のお話により「何をやっているのかわかるか」との問いかけを深く心に刻みました。私は先生が何をなさっているかをわかる人間になりたいと切望します。わかりたい気持ちで聴かせて戴いていると、大いなる存在のはたらきがふっと見えたのです。先生にはたらきかけている、今まで現れ出た事のない大いなる存在はどの様にお考えなのかとは、常に考える事であります。お考えと言う表現よりできずに恐縮です。そのような表現になるような状態ではないことを先生の演奏からいつも感じていますが、このように表現するよりできずに申し訳ありません。先生が生命賭け人を助け、世の中の歪みや、汚れを身に受け変えてゆかれるはたらきをし続けていながらも、人がわからずに疑いまでする事は、私には不合理に感じてならないのです。大いなる存在はどの様な答えを出されるのか、どの様な展開となり、世界が変わるのか…いつも考える事であります。大いなる存在とつながった時、無尽蔵に注がれるはたらきかけに包まれました。そのエネルギーは、愛とやさしさと豊かさに満ちています。制圧してくるエネルギーは、痛みと苦しみと人の生命を奪っていく惨いエネルギーに満ちています。この世は制圧するエネルギーが支配しているので生きていけないと最近限界を感じていました。この限界を突き抜け、大いなる存在とつながる事ができました。先生は大いなる存在と私達をつなげて下さるはたらきをして下さっている事も見えるようにわかります。一人二人、この真実がわかり生き始める時、この世は一気に変わると見えました。私が望んで止まない世界が拓かれました。同時に自分の要である事が見えてきました。良い世の中を創りたい気持ちがずっとあります。表面から次第に内へ内へと向かい変化成長して来れた事を感じました。今日は最も要に行きつき、これからやる事が見えました。先生が、今日は母の命日だからスタートですとお話して下さったので、真にそうなれた事が心底うれしくありがたいです。母の命日を忘れるわけがありません。忘れられない命日が新しい要の人生のスタートとなりました事に心より感謝申し上げます。

高句麗的と感じる演奏に、何でもできる気概と力が生まれ、生きていることに感謝あふれます。私が愛と呼ばせていただいている心臓の音と感じる演奏も生きる力が湧き出づり、生命躍動します。ここで生き、真の人生を実現します。

夕食の後にお散歩に出ました。家を出た時、鹿が２頭現れ、帰りなさいと伝えました。メッセージを受けましたが、比叡山でよりお散歩などできませんので、少ししたく、歩き始めました。雨が降り、突風が吹き、傘がおちょこになってしまい、差せなくなり、帰らざるを得なくなりました。鹿がだから言ったでしょう、と笑っているようでした。工房にて真の自分を表現したく、一人で楽しく制作もでき、これからは真の自分を１００パーセント活かし、世界の平和実現に邁進します。ありがとうございます。