心静かに

いつものように会社で仕事を行っていたら、突然「私の存在はどこにあるのか」と虚しさに襲われ驚きました。あまりにも唐突すぎて、思わず周囲を見渡したものの、皆平然と仕事をし続けています。同時に自分の身体が目覚めたかのように、一気に疲労感に襲われ胸痛く、体が痛みます。狼狽えつつも夜遅く帰る道、暗闇の中に咲く黄色の小さな花が目に飛び込みました。引き寄せられるかのように近づくと、「何をショボくれて歩いているのさ」と一笑され、「そうだよね」と私もつられて笑ったら一気に元気になったのです。身体も軽く、お祓いされました。今職場では、やってもやっても増殖する山積みの業務に囲まれ、疲労困憊と虚無感の中でインフルエンザが流行り、どんよりとした厚い雲に覆われています。空間は淀み、目先の事に囚われ、自分勝手な言動と妄想が蔓延る中、今私は盛岡に向かっています。昨夜たまたまテレビをつけたら、囲碁の井山さんの特集でした。対戦相手の打ち手が全て正しく見え、最後まで自分を信じる事が出来なかったのが悔しいと語ります。今、今の対局を大事に、やり続ける先にあるものに向かっているとの言葉が、静かな顔と声が胸に残ります。「心静かであらねば」高句麗伝説は、あらゆる場に現実として現象に表われ出る今です。高麗chで今を分かる場があり、表現できるwebサロンがある事が、何よりありがたい今です。しっかりと惑わされる事なく、自分を見つめ見失わない生きる術のコンサート、よろしくお願いいたします。