心から感謝申し上げます
昨年の6月の手術から丸一年たちました。朝の9時に手術室に入って、15時間。出てこれたのは午前0時をまわっていたそうです。手術までの 1ヵ月間も、ながい手術の最中も、そして、この一年間も、ずっと寄り添って守っていただいて。感謝の気持ち、もうとてもとても言葉にはなりません。なんという運の良さだったことか。たくさんの見えない糸を引いていただいて今があります。
すべての幸運のめぐりのもとは、いだきしん先生。
先生の真。 高麗さんの真。
幼い頃、東京大空襲をまのあたりに経験しました。巣鴨にあった実家は燃えてなくなりました。道は倒れて亡くなった人にあふれかえりまたいで歩くよりない、それでもかわいそうとおもうまもない、自分もどうなるかわからない。涙もでない言い尽くせない東京の街を歩きました。あの現場は映画で再現などできません。両親も兄弟も亡くした戦災孤児の子がたくさんいました。自分がなるかもしれなかった。
いまウクライナのニュースのたびに心が痛みます。
どちらか片方の国とか民族がうまくいってもだめ。人類が住んでいる地球のことを考えないと。
6月23日。いだきしん先生がお生まれになった日の仙台のコンサートには必ず参加いたします。
先生と高麗さんのおはたらきに心から感謝申し上げます。
堤 久子