KEIKO KOMA Webサロン

建国


突然の中国からのお客様との楽しい語らいが、時間を忘れる程、うれしくて、自分で予定をたてた時間が大幅に遅れ、京都を経ち、東京へと帰る道中、昨日の豪雨により、高速道路が通行止めとなっていると聞き、慎重に道を選びましたが、カーナビが通行止めを繰り返し案内し、仕舞には、災害により、目的地までたどり着けない可能性がありますとのアナウンスには大変驚きました。暗く立ちこめた不安の空気や恐怖を感じるエネルギーがうごめく中を前も後ろも横もトラックに挟まれ続ける道中は、先生とつながることよりないと、弘前の「高句麗伝説」のDVDを聞き続け、先生の音と一体となり、精神修養しながら無事に帰京しました。ずっと真剣に先生の音と一体となる訓練をしながらの運転でしたので、とても感性が鋭くなり、家に帰り着きました。今まで以上にいろいろなことが素通しに見え、嘘つきや誤魔化しも丸見えとなり、腹立たしさを強く感じる一日となりました。元々激しい気性ですが、自分ではかなり抑えて生きているつもりです。が、意識で抑えたりすることは余計なことであり、先を作る為にどんどん動けるように表現し、動くことが大切であることを身にしみ感じるようになりました。

待ちに待った8月15日に狛江にて開催しました「高句麗伝説」を聴く会にて精神を整えたく心澄まし聴かせていただくことに努めました。この時から地神が動き、魂の世界が進行していると先生から教えていただいています。正に地が動きと詩に詠んでいます。紀元前37年、中国大陸と詠む声と先生の演奏からはただならぬ気配を感じ、音を聴いているだけで、鳥肌が立ち、紀元前37年という時に、五女山の暗い森の中に居るようです。ここで生き、常に攻め入る敵を打ち負かし、生きる場を作っていった強靭な精神と体力があったことが見えるようにわかります。昨日の中国人は、中国語で高句麗の歴史が書かれている内容を訳してくださいました。あまりに強くて、生かしておいたら、自分たちが生きていけなくなるから、とにかく攻め通したと伝え、「高麗さんのご先祖様は凄く偉大で強かった」と何度も感服しながら教えてくださいました。このお話が肌でわかる先生の音に先生は真にすべての生命と一体となり生きておられるので、紀元前37年の中国大陸でのエネルギーを表現できることに、驚きを超え、感服します。

龍笛とお聞きしました、笛の音が空間の横軸となり、全ての分けられた世界をつないでくれました。神の声にも聞こえ、魂の声にも聞こえます。私の心が澄んでいき、余計な意識や雑念が消えていきます。これらは生きていく上で必要ないものとは生命をもってわかります。清らかな生命、魂を取り戻します。最後の演奏からは自由を感じ、ここでなら気持ちよく、自由に生きていける喜びあふれ、思い切り息を吸い、両手を広げ、大空を飛ぶ鳥の如くにこの空間を自由に飛翔できる喜びに震えました。終わった瞬間に拍手が沸き起こり、終演であったとわかりました。地に埋もれていたように、耳も覆われていたかのように感じました。最後は覆いも囲いも、縛るものも封じ込めるものもなくなっていました。空間とひとつである生命を感じ、生きる世界はここ、と生命をもって感じました。自分自身も次第に世間に合わせ生きること、世間を渡る上で身につけたことは卑しいことであると見えるようにわかり、やっていられない気持ちとなり、素のままで生きる人生をこれから生きていけますことに、希望を感じます。本来であれば言うべきことも、言うことで損はすれど、得なことはないと思う多くのことが心に浮かび、とてもイライラしました。いだきで生きていれば自分をごまかすことも偽ることもしなくていい人生です。徹して生命に正直に、真を貫き生きていきたいと切望します。

昨日お会いした中国人のお一人は父方がモンゴルであるとお聞きしました。思わず、モンゴルへ行った時、入国カードを失くしてしまい、出国できずにいた時、モンゴル紙幣を持っていなかったので、外貨で支払おうとすると、何十倍の金額を提示されました。先生はそのような、悪い仕組みにお金を払ってはいけないと強くおっしゃいました。既に飛行機のエンジン音が聞こえはじめ、私だけが出国できずに泣きべそをかいていたその時です。白馬の王子様がやってきて、何の事情も知る由もないでしょうに、私にモンゴル紙幣をくださったのです。私は日本語で、お金を返す機会がないので、外貨を渡そうとしても受け取らず、いいから持っていけといわんばかりにモンゴル紙幣を私に手渡しました。私は泣いてお礼を申し上げ、生涯忘れていけないことと心に刻み生きています。このことをお話すると、その人は昔々、高麗さんのご先祖様と一緒に生きていた人だから、魂と魂が出会ったからしてくれたこと、と私に話してくれました。魂が出会うということはそういうものよと話してくれたのです。魂の世界が進行しているとお聞きしてから、魂のお話は初めてお会いする方とも普通にするようになりました。魂を中心に考えると、全ての答えを見出せます。今後、世界中の動きも魂が出会い、魂ひとつに動けば、平和な世界が創られるとまで見える会話をさせていただけたことは真にうれしくありがたいことでした。今日聴かせていただきました「高句麗伝説」の世界は、これからの時代を創り、人類史上初めての人間の時代を創り上げていくと畏れ多く感じます。悲願も平和な世界も成っていくのだと感じ、言葉によっては表し尽くせぬ感動、感謝に震えます。詩に詠ませていただきました「死をもって真を貫く」生き方は、生きることで真を貫く生き方となるのです。私達が生きることで真を貫き生きていければ、過去に生きた魂は報われます。これ程の人生があるでしょうか。世界中の人にお伝えせずにはいられません。

今日となりましたが、高麗恵子スカイロケットセンター建国記念日です。知らずに、講演会を予定し、この日には新作を出さねばならないと感じ、御殿場経由で比叡山に行き、仲間と深夜2時頃から100枚を超える衣類を洗い、朝までに乾かし、マーブリングをし、乾かし、アイロンがけをし、建国の日にお披露目させていただきます。皆で協力し合い、お披露目まで向かうのです。是非お立ち寄りいただければありがたいです。午後2時頃から4時まではお見立てもさせていただきます。午後4時からビデオ講演会をさせていただき、5時半から「本音で生きてください」講演会をさせていただきます。2008年の9月6日、雷鳴轟く豪雨の日に地下に先生が書いてくださった「高麗」の看板を生命がけという言葉が生まれる状態で運び込み、地下に立てたのです。瞬間「建国」と叫んだのです。まるで戦国時代の気になり、敵に気づかれないうちに「高麗」の看板を立てれば先手を打てると真剣勝負で生命賭け運んだのです。やっと建国と生まれた表現が実現に向かう時を迎えたと感じています。皆が生きていける新しい生き方、仕事の在り方を世界に発信する拠点とし創りました。ありがとうございます。

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いだき京都事務所にて
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府中の森芸術劇場 ウィーンホールにて
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結工房にて 即興詩8