府中どりーむホールにてのコンサートありがとうございます

6月1日　府中の森芸術劇場どりーむホールにてのコンサートに参加させて頂きました。

第一部　ヒュプノス　眠りの神様

コンサートでは、いつも背筋が伸びて行くのですが、今日は椅子に包まれているような感じで、ずっとそのままになっていました。日々の雑然とした事に追われて、倒れ込むようにして寝てしまい、朝は、重たい体を無理矢理に起こして生きている事がとてもおかしな事をしていると感じました。

第二部　天性

このまま終わってしまうと感じていました。何の為に生まれて来たのか分からないまま終わってしまうと感じています。そして、コンサートの時に毎回感じる首根っこに杭が打ち込まれている様な感じが耐えられなくなり、これも生涯変わらないのだろうかと考えました。その瞬間、こういった事はこの世界にはない、と感じました。先生がコンサートにて表現される世界には、この耐えられない感じなどは全くないと感じます。ないのにあるようにして違う世界に生きてしまっていると感じました。自分で耐えられなく生きているだけなのだと感じました。ない世界で生きていきたいと感じ、コンサートが終わりました。

尊い経験をさせて頂きまして、本当にありがとうございました。

平野優子