幸せの象徴
節分の日の府中コンサートをありがとうございました。
寒さのなかに春を感じ、梅の花が咲くのはもうじき、高麗さんのベネチアンネックレスを選ばれた方の胸に輝く光りは春のようと感じました。
1部のパイプオルガンの演奏では折り紙を折ったりするときの図形らしき折り筋とか、イランのモスクでみた細かかな細工がしてある天井の図形のような、そんな立体的な世界を感じていると、次には万華鏡のような筒のなかから先生の音が現れ、そのなかに自分が吸い込まれるような一瞬があったり、不思議な感覚になりましたが、食べ物のことがわかるようなことはないまま2部になりました。
2部では体中が先生の音に施術されたかのようにあちこちたくさん反応がありました。反応するたびに背筋が伸びてを繰り返します。椅子に座ったまま姿勢がよくなっていくのです。姿勢が決まると自分の中心がわかり、阻害や疎外は入る隙はないことを体感します。愛を実現する体へと組み換えてくださっていると感じる2部にて、突然、ぬか漬けを連想しました。あれっ、ぬか漬け…と思いましたが、お腹にはよさそう、自分の体には合っている食べものなのかな…と、よくわからないながらも突然のぬか漬けでした。2部の後半は、愛の旋律のなかで、もう感謝しかありませんでした。私の周りにいてくれる人達、家族達、みんなに感謝の気持ちが次から次へと溢れ出してくるのです。感謝の気持ちを阻害しては体は痛みとなり現れるのは当然と感じます。体のなかに感謝という文字が溢れていた2部のラストでした。
アンコールはとても幸せなシルクロードの娘になっていました。大地からの実りを感謝して豊穣の舞を舞っている姿は自分のなかにある幸せの象徴です。大地に感謝し、自然と共にある生命を讃えるアンコールにいだきしんコンサート、高句麗伝説で行かせていただいたシルクロードの大地が共にありました。最高にしあわせなアンコールをありがとうございました。