平和は自分の内面から。
祖母がリーダーを務める宗教の集会所がある自宅に生まれた私は、政治活動も身近でした。両親は、邪魔はしないけれど協力もしないし距離を置いていました。祖母と父、お嫁に来た母の関係性に違和感がありました。一人ひとりはイイ人です。それぞれが、とても大切に育ててくれました。
活動のエネルギーが好きでした。生きるとは、こういうこととは祖母の熱心な活動から学びました。けれど今になり思えば真っ黒な渦の中に居て、平和平和と言っても教義と日常、つまり言っている事とやっている事が違う。決定的な事は平和な話し合いの後に、近所のおばさん達の井戸端会議になり、嫁姑問題をさかなにして別の活発さが繰り広げられる、に対して、幼いながらも疑問を明確に感じていたのでした。けれど、私の芯には生きる希望があり、出会える予感があり、自分も生きて、世界も変わる何かがあると、ずっと心の中にあり続けたのです。
人間とは何かの答えをみつけられた いだきしん先生と出会わせていただき、38年経ってもお会いする瞬間瞬間が感動でいっぱいになる高麗恵子さんと、真の平和を創る活動をさせていただけます喜びは、半端ではありません。生まれてくるエネルギーであり、明るく美しい光と力であります。今になれば幼い頃の光景を想い出すと、目に見えないエネルギーが見えるようにしてわかります。あの覆いかぶっていた全てや、いのちに入り込んでいた魔物など、全て以上に、IDAKI で綺麗に取り除いていただいたことを、いのちでもってわかります。もう一つ縁のあった宗教は質素倹約をヨシとするため、自分には窮屈でたまりませんでした。宗教や政治の活動で世の中が良くなる事は無いのです。
世界中で起こっている戦争を、一刻も早くやめて欲しいと、強く願う気持ちを我が身に向けます。戦争に加担する意識をどんどん自覚し見つけ出し、それこそ一刻も早く無くしていかなければなりません。起こることや表れることすべてに対する視点は変わりました。観察意識があるならばそれに気が付き解除してみると、自分が何をすべきで何を改めるべきかが瞬時に見えてきてパズルを解くようでおもしろいです。強くなること、賢くなること、必須であり急務と考えます。
本日も、NPO高麗 迎賓館へお招き下さりありがとうございます。先生のお話もピアノもずっとお聞きしていたいです。奥へ奥へと届くピアニッシモ。たった一音、これ以上ないほど強く響く光の音。すべては先生であり真の愛です。コンサートホールとはまるで違う経験を、ありがとうございます。
本日も、よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。