小波にときめく気持ちを運んで
高麗恵子様
昨日は、多賀城コンサートに向かうお気持ちのお手紙のデータを、ありがとうございます。たくさんの浮かばれない霊魂にいだきしん先生の音が響き、多賀城の愛が解放されたことを、お手紙でお伝えくださったご経験から、感じました。また、12月のコンサートチラシをありがとうございます。お写真の水面の小波!見た瞬間、心が震えました。感謝の気持ちが溢れます。
昨日は塩釜の住宅地にポスティングさせていただきました。空が明るく青く済み、空気が冷んやりと爽やかな秋の日でした。コスモスが庭に咲くお宅が多く、風が気持ちよく、健やかな気持ちでポスティングしておりました。人が居る気配はなく、お彼岸で外出されているのだろうと感じました。
1時間程過ぎた時、両手にピカピカの杖を持った男性に「ようやく過ごしやすくなったね」と声を掛けていただきました。そこから、コンサートのご案内をすると、その方は人生を語り始めました。昭和45年に勤め先の東京の会社から塩釜に転勤を命じられ、その後ずっと住み続けていらっしゃるそうです。新しい事業所を作り仕事を拡げるためだったそうで、キャバレー等で女性から情報を得て東北に人脈を作り、市場を拡大されたそうで、晴れやかなお顔でお話されました。「運命」の話をすると、「人間は努力が大事で、他力本願は嫌なんだ」とお話しされました。「人は自分の運命によって、どんなに努力しても出来ないという事がありますよね」とお話しすると「確かにそうだ」とおっしゃっいましたが、「それは仕方のないことだよ」ということをおっしゃいました。「いだきしん先生は、運命を解放できるんです」とお話ししましたが、ストンと伝わった感じはなく、伝え方の未熟を実感いたしました。人生や考え方のお話が続きましたが、チラシをお受け取りになって「暑いから頑張り過ぎない様にね」とおっしゃってお別れしました。
動くと出会えて、いだきしん先生、高麗恵子さんの事をお伝えできるのが、とてもとても嬉しいです!
本日も同じ団地のポスティングに向かいます。よろしくお願いいたします。
高橋陽子