小さき者
野猿のように育った私は、女はおとなしい方が得だと思ったことをきっかけに世間にはまり、ボロボロになり、先生 高麗さんに助けていただき今があることを、新野生という言葉をお聴きし考えていました。非難されないように小さくなっていました。自分はどうしたい、どうするというのが無いのは、弱い。自分の損得だけで生きるのは、弱い。こんなにスケールの大きい演奏に包まれ、こんなにスケールの大きい存在に出会え、やりたいことをやらず、目先の計算で生きるのは、小さかったです。迎賓館コンサートの後、新幹線で帰る予定でしたが、私は高麗さんの講演会に行きたかったので、仕事のため、力を温存するよりギリギリまでやってみようと、夜行バスの予約をして、途中まで参加させていただきました。もともと誰の言うことも聞かない野猿だった。新野生でいける。生きとし生きる物の一人として。知恵を遣いやってみます。救済の迎賓館コンサートありがとうございました。