尊厳
比叡山からのお写真、メッセージ、迎賓館コンサート、そして京都での応用コースを心よりありがとうございます。
自分の中に抱えていた矛盾が次々と紐解かれていくように整理されてくるのと同時に純粋な気持ち、貫きたい気持ちが中心に立ち美しい香りが立ちはじめています。
父の診療所の一室を借りて、マーブリング空間をつくり、皆で食事を作って食べる機会を月に一回開催することを継続して行ってきました。数回継続してご参加くださっていたお客様がこの度の高句麗伝説のチケットをご購入下さいました。徐々に溶け合い通じていく感じがコンサートや、講座につながっていくことは何より嬉しく自分の生きている意味と直結します。
またデイサービスで表現されていること、コアにあることは尊厳という言葉になることを知ってから、自分が何を目指しているのか、その表現は以前とは少し違ったものになってきました。病気であっても障害があっても、高齢の方でも尊厳あり生きている状態を実現できる場をつくることは、自分が目指したい姿です。中学生の頃学校が苦しくて自分の将来も不安でたまらない時、学校帰りにスカイロケットセンターに足を運ばせて頂き、高句麗の地やエチオピアなど世界各地の写真の前に立っていました。その瞬間に、胸が開き自分を取り戻していくことができた経験が原点にはあります。自分は本当はどうしたいのか、どこへ向かっていこうとしているのか、自分自身を取り戻すことができれば苦しみから抜け出せることを経験している自分は、接点の多い、障害がある方々、高齢になった方々にも経験して頂きたいという気持ちが強いです。社会の枠組みの中で良い経験も出来ずに惨めさの中にいる状態は耐えられない感覚があるのです。尊厳を取り戻していける場、関係性、いずれそのような幸せを生み出せる環境をつくっていきたいと考えます。
連日の催しをありがとうございます。