尊いいのち

迎賓館コンサートにお招きいただきまして、ありがとうございます。
マーブリングのお着物を着付けていただくと、必ず話は先生・高麗さんとの出逢いに展開します。いのちは反応している事を感じますが、言葉は頭で考えて発しているのも気づきます。魂動く方はコンサートチラシからキャッチ出来ると感じます。

迎賓館では甘い金木犀の香りと共に高麗さんが美しいお声で迎えて下さいました。今日も先生のお清め珈琲が深くいのちに沁み入ります。圧倒的な音に「ぐずぐずするな、生命がかかっている」と言われているように感じ、最も大事な表現を直ぐに出来ない状態は命取りだと分りました。
表層にある雑念がなくなると、いのちの奥には触れたこともない優しさを感じます。生命の尊いことに涙し、美しい全ての生命が生きていける未来を共に創っていける一人でありたいと望みます。

prudenceに欠けた状態について高麗さんのお話から理解が深まりました。やったつもり、やれていると思っていた状態であったことを認め、先に進みます。
良くない結果が現る時は何かが間違っているから、気づきなさいとのメッセージとは納得です。
生まれた意味、自分にしか出来ない事を成していく人生をここから歩みます。尊い経験をさせていただきまして、誠にありがとうございます。
長崎佐智江