存在

春の風が吹くのどかな日に久しぶりに京都事務所にて、いだきしん先生の応用コースを開催させていただけますことに心から感謝します。先生のピアノ演奏をお聴きしている時、自分の状態が浮き彫りとなっていることに気づきました。ここにいない状態となるのです。するとピアノの音に追い立てられているように感じ始め不安になるのでした。先生のピアノの音は「今ここ」であることが身にしみわかります。じっと内面深くを感じると、「今ここ」にある生命を感じ、どこまでも健やかで、「生きている」実感が生まれます。今ここにいないので、不安になるのだと、時折襲われる不安はこのような状態で生きている時なのだとわかることができました。お話が始まっても胸の内にはずっとピアノの音が鳴っていました。大いなる働きかけと感じる音です。お話は、問題解決へ向かう力強いお話でした。存在があらわるとはこの状態とわかります。先生が入院されている時のお話は、いつも多くの気づきが起こります。今日は完治に至ったことは奇跡ではないと明言された時、先生の気持ち、意志により成されたことなのだとわかり、畏れ入り、頭を垂れました。あれほどの苦しみの中にありながらも気持ち、意志を貫く強さに頭を垂れます。存在とわかります。自分の思い通りにする祈りではなく、神と一体となり、自分の内から力が湧いてくる状態をお話いただき、目指す状態がわかりました。存在現る状態と受け止めました。最後のお話は深く感動しました。色々あり、問題は山ほどありながらも、問題を忘れたり、逃げている訳でもなく、全てありながら先へ向かっていくのが存在とお聞きした時、ズバリど真ん中、宇宙の中心の光を見ました。これからの生き方を示していただき、生きる姿勢も方向も決まります。現状を認識した時に見えた問題を解決するのは一人一人が存在を表すことと行き着きましたが、どのように存在表すかを毎日考えていました。問題ありながらも先へ向かっていくとのお言葉に存在表す生き方を教えられました。そう生きていきます。明日は真の始まりとなるとお聞きし、大変楽しみであり胸が高鳴ります。私もいだきをはじめさせていただき、４２年目になります。ここでもう一度始めることができるなら、大変ありがたいことと深く感謝します。人生の大きなチャンスを与えられたと感じます。過去の繰り返しや体に染み込んだ過去の得体のしれない感覚や思いに囚われ、動けない状態で生きることは未来がありません。先生のコンサートで次元が変わり、生まれ変わったように新しい人生が始まるなら、生きることは希望であり、喜びです。これほどの機会はありません。明日の京都でのコンサートは皆様と共に経験したい気持ちで一杯です。今日もお越しくださった方々の笑顔が喜びに溢れていました。先生と直接お会いできますことは真に嬉しく幸せです。明日、皆様のお越しを心からお待ちしています。ありがとうございます。