KEIKO KOMA Webサロン

存在を現す


益々、先生と高麗さんにお会いできます機会が貴重で感謝に溢れます。
京都の応用コースと存在論に参加させていただき、今からどこへ向かっていけばよいのか答えを得ることができました。ウクライナで今日も多くの犠牲が出ていることを思うとそれだけで参っていく自分の状態を変えたい一心で京都へ向かいました。これまでも何度も存在論の講座には出席させて頂いてきましたが、愚かにも「存在を現す」ことの意味が全くわかっていなかったことをわかりました。ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来日常のことから自分のやるべきことができなくなっていく状態があり、間違っているとわかりながらどうしたら良いのか答えを出せずにいました。感情的な状態では自分の存在を考えるなどとは程遠く、「自分はこの状況下で何をするのか?」という問いすら真剣に考えられなかったのが正直なところでした。少し考えたところで目の前にある自分のやるべきことをやる以外に答えはなかったのですが、しかし社会状況が大きく変化している中で同じことを続けていて良いのだろうかという疑問もありました。今、世界の秩序が崩れ、社会の状況が変わる中、それに適応しながらも、自分の存在を現すことには変わりがない、どう生きるのかの答えを得ることができました。存在と言っても、自分の意識にあったのは、名前があり何かの役割を果たす道具としての存在者でしかありませんでした。存在は見えないし感じられないし、ましては感情でもないとするとどのようにして存在をわかるのだろうかと講座の途中には考えこんでしまいました。しかしすぐにその答えは、自然や特には人との関係の中で明らかになっていくとわかることができました。人と会った時に感じる温もりや空間の広さ、交流するときに経験するエネルギーに存在が現れていることを知り裡に光が灯りました。存在を現すこと、そのエネルギーが先制的な支配状況にも闘っていけると希望を見出しました。民主主義体制下で自由権を行使して本来は自由に生きていける機会が与えられている恵まれた環境をわかることから始まります。人間が人間になれるチャンスがあるのは民主主義体制であるからとわかると、この自由な機会を生かしてどんどん人と交わる温もりや幸せを広げていくと道が見えていきました。同じ1日を泣いて動けなくなっていては愚の骨頂と感じます。世界情勢についてもたくさんの情報、知識を頂き、また今後も情勢を注視しながら自分のやることを元気にやっていこうと意欲が湧いてきました。本当にありがとうございます。

高麗さんの即興詩には思わず涙がこぼれました。表現してくださる世界は国も民族も宗教も何もかも関係なく、上も下もなく、誰もが平等に受け入れられている空間でした。受け入れられ満たされなぜ争う必要があるのだろうか、なぜ他者と比較する必要があるのか、自分が幸せであると同等に人の幸せがありました。

先生、高麗さんとお会いし、辛いことも真正面に見て現実を正確に理解していくことが自分の人生を生ききる戦術と感じました。

心よりありがとうございます。

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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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高麗恵子心模様作品展 多賀城RENTAL STUDIO T’sにて
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道標 みちしるべ 第2弾