始まりをありがとうございます
三鷹市公会堂でのコンサートを、ありがとうございます。
いだきを始めてくださった、世界に新しい光を灯してくださった日を共にお祝いできること、大変ありがたく会場に向かわせていただきました。
ハイデガー先生の本を読んで、言葉が技術になってしまったことから、世界が技術の発展に盲進し人間を資材の様に扱い生命滅亡に向かい続けていることをわかりましたので、言葉を存在の語りにまかせることを感じながらコンサートを聞かせていただきました。
第一部「感謝」のメッセージから、旧石器時代、縄文時代、高麗の方たちが渡来し住み暮らした三鷹の地の豊かさをイメージしながら席に座っておりましたが、内臓や頭が解れる心地良さにただただ幸せで安堵し、存在の語りを感じることはできませんでした。
第二部「愛・平和」でも、メッセージ通りの育む力を身体の深奥まで感じ、解れて温まって、心地良さばかりを感じました。
この度のコンサートでは、特に心臓にズキズキと鋭い解れが起きたことと、子宮か腰骨かが低音の響きのごとくに震えて解れたことが、印象深くあります。
身体が大変気持ち良く、安堵し幸せでした。
存在が隠された状態にあることはよく理解しましたので、コンサートで存在現る経験をしていることを活かし、人の役に立ちます。ありがとうございます。
高橋陽子