奇跡の時を告げる空
この上ない贅沢な迎賓館でのコンサートの尊い機会に深く感謝します。建物ごと鳴り響くピアノの音は何をお伝えくださっているのかと目を閉じます。生命のことをわからない頭の悪さは今後は生きていけない事を考える時間が多かったです。音は私の生命の中でおおいなる存在と一体となるように身の内に刻まれます。おおいなる存在と一体となる訓練を受けているように感じ、目を閉じれば、おおいなる存在と一体となっていく状態にただただ感謝よりありません。が、頭が遅れていることが見え、自分の生命であるのに、頭だけが遅れていくという現実を受け止めます。休憩後のお話にて頭のこともお話くださり、昨夜から頭のことをずっと考えていましたので、身にしみました。ソクラテス以前の自然は今の自然とは違うことを昨日の「死について」の時にお聞きしましたが、今日はその自然を表現してくださるとお聞きした時には、本当にありがたいことと胸高鳴りました。現れた存在は、最近のコンサートにてよくお会いする存在でした。高句麗伝説の時、リハーサルにて初めて見る存在にどなた様かとじっと心澄まし、わかろうとしました。おおいなる存在のようでありながらも少し違うのです。神のようでありながらもやはり少し違うのです。私が大好きな蒼い光を放つ存在とも似ているのですが、やはり少し違うのでした。なんと表現して良いかとずっと心澄ましていた場面が思い出されました。ソクラテス以前の自然であったのかと驚きました。自然とひとつに生きるこれからの人生は未知でありとても希望を感じます。先生は常に私たちが生きていけるようにとコンサートにて生きていける存在、世界を表現してくださっていることに改めて感謝しました。迎賓館という特別な場にて建物ごと宇宙に飛び立つ勢いと速さで演奏されること自体が奇跡を目の当たりにしていると感じます。地球で生きることは狭く、宇宙で生きていく生命と体感します。昨日もマーブリングをしている時に警察官が見回りに来ました。世間の目が体に張り付いていることが前半は見えていました。狭い世界で生きていると次第に小さい穴に入り死ぬよりなくなるとは明らかに見えます。宇宙で生きる生命で生きることは空気までも変えると見えました。家の中にいても宇宙で生きる生命で生きるように努めていこうと決めました。
京都事務所にて2つの講演会をさせていただき、その後ボランテイアミーテイングをし、八坂に車を置きに行きました。夜の闇の中で浮かび上がった八坂の塔を前にし目を閉じると、八坂の塔ごと宇宙船のようになり宇宙に飛び立つ光景が見えました。上昇拡大のエネルギーに満ちあふれ、物凄いスピードで動いています。この2日間、夜休む前に生命の言葉をノートに書き記す時、動くこと、前進することと記していました。動きの時が来たことを生命でわかります。八坂の塔と共に在る魂は動き始めていましたので、言葉に表す時に見えた光景に合点がいきます。空を見上げると、光の線が6本敷かれていました。見たこともない光景に驚きました。何が起こっているのかを見届けないと立ち去れない程の光景でしたがずっと消えずにあり続けていましたので、立ち去り、比叡山に帰ってきました。自然の生命に奇跡を見ました。いつもと全く違う夜です。ありがとうございます。