大地の愛

渋谷コンサートありがとうございます。ギリギリになるかとも感じましたが余裕持って参加でき、道中も混雑した雑踏もすんなりくぐり抜け、会場にたどり着けホッとしました。

第一部の「Prudence」プルーデンスのメッセージをお聞きし、思慮深さ、慎重を意味していること、初めて耳にします。大切な言葉と思慮深く慎重に生きられるための演奏をしてくださり、ありがとうございます。私事ですが、仕事においても、相手の立場に立って物事よく考え、言葉を話すことは、対立を生まないことと感じることが多いです。直線思考で物言うと対立を生み、心が通じ合いません。プルーデンスが愛に通じることの発見に感動します。

二部の「地母神」では、最近土地のことを考える機会が多く、税金ばかりが高く、土地に対してのありがたさが感じられにくくなっていると感じます。その土地にであっても、昔どのような戦いがあり人がなくなってきたのかもわからないで、家を立てて住んでいます。演奏は人間界の混沌とした争いの歴史や地母神悲しみを一掃させ、明るい光満ちた世界を作り出してくださったように感じます。大地から、濃い緑の大きな葉っぱがメラメラと生えている光景が見えました。アリランの演奏では明るい光が内面に生まれ次元が一気に変わります。音が変わると別の新しい光が舞い込み、内面に差し込むピアノの音は豊かに拡大していき、全身熱くなっていきました。全身幸せに包まれると、内面から本音が生まれ、笑顔になります。終演後の先生の笑顔がとびきり嬉しくさらに幸せになっていきました。最後のアンコールは、見たこともない景色の光景です。とてもかっこいいです。幸せに満ちて今も笑顔が生まれる渋谷のコンサート、ありがとうございます。