大地からのメッセージ

晴れた空は青く澄み渡る比叡山の美しい朝でした。仲間がお掃除に来てくれるのでグジコーヒーを淹れていると、大地に埋もれる魂が出会いを求めて呼んでいます。もっともっと先生のコンサートと「高句麗伝説」コンサートをたくさん開催する必要があると受け止め、考えはじめてしまいました。仲間とコーヒーをいただきながら、昨日島根県の受講生の方からいただきましたいちごとあんぽ柿をいただきました。出雲の地、島根の地に埋もれる魂の声が聞こえてきました。出会いを待つ魂がたくさん待っていることを感じました。やはりいだき講座を受講された生命は連なる魂の代表であるとも見え、いだき講座は人類史上はじめての人間とし生きていける生き方を実現していることがより深く理解できました。故に、こうはしていられない気持ちも強くなり、比叡山から仙台までの長い道中は、色々と考える機会となりました。今日は、山から降りる時に目の前に広がる琵琶湖の湖面が光り輝き、それでいてその輝きはどこまでも澄み、何もない無限な世界が広がっています。見ているだけで心が澄んでいきます。

久しぶりに北陸道を通りました。いつも魂揺さぶられる敦賀湾、片山津の海岸、高麗の津であったと聞く小松、高麗の縁ある地名を見る道中です。そして新潟を通る時に眺める海はいつも寂しさを感じます。たまたま、拉致被害者がおられる地であり、拉致のお話となりました。私は拉致事件が起きた頃、この辺りの海岸にこの地に住む友人が連れてきてくれたのです。空間から逃げろという声が聞こえ、さらわれる恐怖を感じ、急いで海から上がり、着替えをし、駅の待合室で電車を待っていた場面をずっと覚えているのです。その後、この海岸から北朝鮮に拉致された事件を知り、それこそ、足元から恐怖が走りました。幼稚園の頃からさらわれる恐怖を感じ、いつも人の目につく道を選んで歩く習慣は今も尚あります。目撃者がいるようにと願いながら歩くのです。運命の因子であったとはよくわかることであります。先生にさらわれなくてよかったねとおっしゃっていただき、心から深くうなずきました。あの時、空間から聞こえた声はおおいなるはたらきかけと感謝しています。同時に、拉致された方々のことは、人ごとには感じられずに、何かできないものかと常に考えます。以前、イラン大使公邸での建国記念パーテイーの時に横田めぐみさんのご両親にお会いしました。ためらうことなく、駆け寄り、名刺を出し、ご挨拶させていただきました。私は内的環境が変わることが取り巻く環境が変わることを毎日実感しています。内面が飛躍的に変われる機会は世界で先生のコンサートよりないこともよくわかっています。お会いした方にはコンサートを心よりお伝えさせていただいています。ご両親様には丁寧にお手紙を書かせていただきました。今日は、新潟の海岸を通り、いつも気になりながらも直接的には何もできない拉致事件のことを考えました。

会津若松を通る頃は会津の山々に降るように星がたくさん輝いています。大きな、不思議な月の姿が心に残っています。大地に潜むように、埋もれるたくさんの魂を感じ、日本全国動く時なのか、世界各地を動く時なのかを考えました。今この時を逃したら、人類に２度とチャンスはないと見えているのです。今日も無我夢中に動くよりなし、が行き着く答えでした。胸の内では死に物狂いで動くよりなしと言い続けています。人間の内面が変われば、取り巻く環境が変わるのです。たくさんの人が先生のコンサートで無限な世界と通じる内面を経験し愛を経験すれば、世界に早く伝搬し、世界があっという間に変わる時が来ると見えることを実現したいです。気になりながらも直接的には何もできないことが多いですが、世界全体が大きく変われば、個別のことも同時に変わり得ると考え、気になる気持ちを行動に表していくことを考えます。

京都で乗る車の中ではいつも同じ高句麗伝説が流れています。同じものより流せないので、ずっと１１月１日父の命日に開催しました「高句麗伝説」をかけています。先日、ちょうど、「父」の詩を詠む場面を聴いている時、先生の音楽とクラリネットの音が魂に響き、涙こみ上げました。歴史の影、闇に襲われ、覆われた人生が見えました。歴史を背負い、運命となり身に宿す人間の人生は悲しみよりありません。先生に会えなければ、２４歳で死んでいた生命であり人生です。今こうして生きていられますことは奇跡です。それも世界の平和を実現する為にはたらけますことは、最高に恵まれた人生です。先生にお会いする前の闇の人生を思った時、父の子で生まれたことだけが幸せだったと心の底から感謝しました。父も代々の高句麗王の魂も先生に出会えるようにはたらき続けてきてくださったことが見え、感謝という言葉では表し尽くせないことを、生命で受け止めました。先祖の代表で、先生に出会え、生命まで助けていただき、人類史上初めての人間とし生きていける世界を創っていける人生です。あとは死にもの狂いではたらくよりないことは当然のことなのです。

コーヒーを淹れた時に聞こえたメッセージが衝撃的でした。大地には出会いを待つたくさんの魂が埋もれています。先生に出会えた私たちが、表現しお伝えせずしては、無数の魂が救済される道を阻んでいることと見えます。真にいだき講座、コンサートの事、先生のはたらきがわかったら、人に伝え、外へ向かい表現し、動いていくということがよくわかります。コンサートにてとてつもない経験をしていながら表現せずしては、埋もれてしまいます。

今日は、比叡山から日本海側を通り、昔表日本と言われ、現在は裏日本と呼ばれる地を車で通り、大地に埋もれる魂を感じてなりませんでした。比叡山の工房では仲間と島根県のいちごをいただきながら、島根、鳥取でのコンサートの事やその時の活動を思い出し、お話していました。今日は日本海側の地を感じる日でした。今後の動き方を考える機会となり、おおいなるはたらきかけと受け止めます。明日は結工房にて今年最後の焙煎を先生がしてくださいます。ありがとうございます。