KEIKO KOMA Webサロン

大和の息吹


生まれて初めて触れる大和の息吹がありました。確かに、大和の魂、息吹は蘇っていました。昨日はまだ序盤の様であったと感じます。なぜなら、昨日の時点では、ここは日本であるのに日本のことはまるでわからないという感覚が自分を覆っていたからです。「あるとき、忽然と消えました。」と読んでくださったメッセージがやたら胸の内に反復され、どこに手がかりがあるのだろうかと困惑していました。微かに、すっと生命に差し込む光を感じても、それを言葉にすることは難しい状態でした。
今日のコンサート第一部は日本の言霊をテーマとしてくださり、気付くと、自分のやろうとしていることを表す言葉を探し、一語一語確かめるように胸の内で表現していました。医療や介護や食のことなど、自分が取り組みはじめていることはすべてある意味手段であり、実現しようとしていることは、幸せな暮らし、豊かな生活と感じていました。言葉が紡がれていくと同時に冴えわたる意識と躍動する生命がありました。
そして第2部でまさに大和の暮らしを教えていただき、感無量でした。昨日とは一変し、今日は今まで触れたことのないエネルギーを確かに感じ、大和の息吹に感動しました。山に鎮座する神現れ、山と共に生きた暮らしが蘇りました。日本の神は山に鎮座し、人々の暮らしと共にあったことを生命の裡に感じました。天上から見下ろす西洋の神とは異なる、そこに在り、動かぬ山そのものというような畏れ多い日本の神の存在に触れ感動しました。家に帰り、倭の始まったとされる聖地三輪山麓を記す文章を読んでいると、今日コンサートで経験した息吹がそこに感じられとても嬉しく幸せを感じます。大和は国のまほろば、、、言霊の幸わう国と、、、コンサート中ふと心の中で諳んじてみるとその言葉に胸震え、涙が流れおちました。大和の息吹を感じられる喜びに満たされます。心はふと南九州隼人の地へと移りゆいていました。空は広く木々の生い茂る太く逞しい地、気力旺盛な隼人の魂を感じました。親しみを感じる隼人の魂に触れ、日本列島、その地その地で様々に生きる人の魂とそれを支える自然の豊かさに、素晴らしい国日本を感じ心揺さぶられました。日本の神との関わりが薄れ、当然人と人との関わりも薄れ、経済中心となった現代社会では到底想像のできない人々の暮らしがあったことをわかりました。それは真に希望であり、生きる力です。神の力により作物は実ることを知り神に感謝し自然と共に生きた日本人の魂が蘇ります。素晴らしい経験を心よりありがとうございます。

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結工房にて
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春の雨も夏の青い空を眺める時も木枯らし吹く時もいつも一緒
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マドリード展示会場より