大切ないのち

自分は長年強そうな女性を盾にしてその陰に隠れるようにしてその人をコントロールする生き方だった。それはたぶん幼い頃との母親との在り方を引き摺っていたものだ。もう絶対に止めると決めた。大切ないのちだから。いのちの花はだれにも可憐に咲いている。その花を踏み潰し蹴散らすのは、自分の頭で考えられない幼稚な卑怯者である。

まだ自分の中に｢ある｣ことが　目の上から窒息させるように押さえつけてくると感じられる　たんコブにより、よくわかる。でもそのたんコブの先にたくさんの真の出会いがある。たんコブを見るのではなくて自分を見る。それができる人は良い素材を良く調理しておいしい食事をつくれる、いわゆる『日常生活をちゃんとできる』人。乱暴なものを食べて自分をごまかすのではなく、ちゃんと必死で自分の体の声を聞く。不良や発達障害を克服するためにそうするなんていう浅ましいことではない。人間としてちゃんとしていけば、不良も発達障害もないんだな。