大きな気づき

ウクライナを初めて意識したのは映画「ひまわり」のあのひまわり畑がウクライナにあると知った１０数年前のことです。自然も豊かで街並みも美しい、そして可愛い子供たちも暮らす国を、どうして無差別に無慈悲に爆撃などできるのだろうかと、普通の人間の感覚を持っていたらとてもできやしないと胸が塞がれる思いがします。2011年の東日本大震災の時、東京に住んでいましたが、どれほど満開の桜を見ても心は沈み、美しいと感じることもできずにいました。そろそろ東京の桜が散り始めた頃、高麗さんが東北の桜の写真をWEB SALONにアップして下さり「なんて美しい！」と感動して心を取り戻したことを今もよく覚えています。今年の春もあの11年前に戻ったように、咲き始めた桜を見ても悲しいばかりなのです。心を豊かに生き生きと生きていかねば命に申し訳ないですね。。。ところで今日、初めて気づいたことがありました。それは、私はその場や相手によって、自分の振る舞いを瞬時に変化させているのだということでした。その瞬時の心の動きは、言葉にすると「その場にふさわしい振る舞いは？」とか「この人に心地よくいてもらうには？」といった言葉になるのですが、多分物心ついた頃からずっと、全く瞬時にそれをやってきていたので、今まで気づいていなかったのです。これにようやく気づいた時、本当に愕然としました。仕事中に気づいたので、危うく一瞬、仕事してることを忘れそうになりました（苦笑）。一昨日の受講生さんとの会話から、初めてパンドラの箱が開いたような感じです。どこにいても誰と向き合っていても、いつも変わらずにいること。そういえばそれを初めて目撃（意識）したのは先生のお姿からでした。先生はいつも変わらないなあ、、と。随分昔のことです。その時に気付くべきだったのです。自分は違うということをしっかりと。言い訳みたいで恥ずかしいのですが、本当に「瞬時に」やっていたことだったので、これが自分にとっては当たり前のことだったのです。今日の午後それに気づいてからというもの、私は早速「瞬時」に「変わって」いく自分を自覚できるようになりました。自覚するたびに異様な違和感を感じます。これから変容していけるのだとしたら、とてもありがたく嬉しいです。分厚い殻を脱ぐ作業になるのかもしれません、または、あっという間に変容するのかも・・・どちらにしても、この気づき（いだきに出会えたから気づけたのです）の重要性を決して忘れずに、明日からも進んでいこうと思っています。一度きりの人生にて、先生と高麗さんに出会えましたこと、いつも感謝しております。ありがとうございます。