大きく変われたこと

この度の東北センターでの経験は、長年考え続けてきた事でありながらも、考えが甘く、答えを出せないままに来た事が解かれていくという大きな変化が始まりました。一つは「情」の問題です。私には、情が問題になるのです。先生から情けが生命取りとなるとおっしゃっていただいた言葉がずっと心にあります。先生は、父が倒れる前に道を歩いている父の姿を見「情が歩いている」とおっしゃいました。情は父や代々受け継がれたこととしか感じられない程に身に沁みついたもので、本当の意味では悪いと思っていなかったので、変えよう変えようと心がけても変わるものではありませんでした。東北センターでの「死について」の時、「情の縁」と表現した紐の様なもので目に見えない世界では人とつながっている状態が自分の為にも人の為にもなっていない事が、はっきり見えた瞬間、初めて止められると確かな感覚が生まれました。一人一人が自律して生きてこそ豊かで楽しく、幸せに生きていけます。
二つ目は幼い頃からの神観念が解かれました。いつも神様の目を気にし、神様に受け容れられる様にと自分で作り上げた神観念に縛られてきた事がほとほと嫌になり、止める事ができました。先生がおっしゃる様に自分の言葉で表現し、自分の頭で考えれば、全てはわかる事であったと抜け出した今になればよくわかります。先生が常に講座にてお話し下さる事を正しく聞き、理解すれば苦しい思いやひどい目に遭わなくてもすむ事ばかりなのです。丁度、昨日ある事から憲法のお話を再びお聞きしました。憲法がわかっていれば余計な恐怖によって怯えることはないとよくわかりました。私は、いだきを始めた頃、私が書いた手紙に対して、訴えるぞという電話がかかってきた事があります。いつもの様に、予告はいらない。訴えられるなら訴えればいいと言いました。そしてこれからの為に自分の手紙にはその様な要素があるのかと調べる為に弁護士に見ていただいた事があります。私の表現は、自分の経験を表わしていたので何も問題はない事、日本は表現の自由は憲法で認められているとのお答えを受け、とても安心しました。他の国では、文章を検閲され、却下される事もありますが、日本は表現の自由は認められている事にほっとしました。わかっている事で余計な心配や不安もなくなるとの先生のお話はよくわかります。自分の事をちゃんと考え、やりたい事を実現できる様に考える事はとても大切な事と身に沁みます。自分の思いや解釈では話にならない程間違っています。正確に理解することが自分で生きていく道を作っていけることが見えるようにわかります。

高句麗伝説コーヒーをいただくとそれぞれの生き様が現れます。私は瞬時に言葉に表すようになり、もともと白黒はっきりしている性格でしたが、直そうとしてきた長い年月がいかにバカらしいことかと明らかに見える時を迎えました。毎日、高句麗伝説コーヒーをいただき、真の自分で生きていきます。明日は三鷹でのコンサートがございます。今までとは違う取り組み方ができますことに感謝します。経験は何としても活かし、人や社会の為に真に役立てるように生きていきたいと望みます。ありがとうございます。