夢
朝方に長い夢を見ました。夢のことなので解釈はしないでいますが、余りにリアルな長い夢に寝ざめたときに夢なのか現実なのかわからなくなりました。「夢でよかった」というくらい苦境に落ちる夢でした。自分の中からしか来ないと思うのですが、現実には覚えのない状況でした。
考えてみたら自分のことも人のことも世界中のことも何も知らない。視点が小さすぎるとか全体とひとつという言葉は使っていても実際には何もわかっていません。自分のことですら。
今日もJRに乗って出かけますがその車窓に移る光景も毎日変わっています。目に見えることだけしか知らない自分。世俗の波を泳いていくには宇宙は広すぎる、けれど宇宙も時も場も超えて変えていく人に会っています。まだ風は冷たくとも光満ちる春が来ていること。はるか彼方はここにあります。