多賀城から東アジアへ
第一部「歴史にあらわされる以前から根強くある深層の魂」
学校の教科書等にあらわされる歴史を表現するところで、
実は最もそれまで重要な、その地域地域に住んでいた人々の
心情とか魂を無視するか、力によって押さえつけてはじまった歴史を、
一般的に歴史といっています。
とすれば多くの無視され、あるいは押さえつけられたか、
他のものに置き換えられてしまった、現在でもそういうことが
ありますけれども、そのような仕打ちにあった心、魂は
どうなっているでしょう。
実は現代生きる我々の内面、心の中に深くあり、
時によって人生を豊かに生きれないということがございます。
各々の人生にとってつまずきの元になっていることが
あるかもしれません。
内面をお感じ下さい。
第二部「多賀城からはじまる東北の新しい愛」
東北の人々は、自然が厳しいことは当然ありますが、
各地域には考えられない位強い身体と心、魂、
少数で暮らしていたので共同体としてのまとまりがありました。
強いということが意味がわからない現在、
本当の人の強さ、阿弖流為のことを考えれば想像つくでしょう。
いくら想像しても強くなることはありません。
今からそのような強さ、我々のいう愛を表わし、
新しい未来に向けて、その一歩を進めます。
貧血を起こしはじまった多賀城コンサート当日です。仙台高麗屋にて幻のコグリョカフェをさせていただき、皆様にお越しいただき、ありがとうございます。多賀城のコンサートホールに無事につけますようにと必死になる気持ちでした。開演直前に楽屋側のお手洗いに入ると、今日は、太鼓の音が聞こえました。「まもなくはじまる」と言われているようでした。目に見えない世界でも今日は待ちに待った日です。
コンサートメッセージは、素晴らしく、在り続ける魂があらわる予感に胸が高鳴ります。ピアノの音は最初からロマンにあふれ、愛に満ち、古の風が吹き、たくさんの美しい魂が美しい存在とし現れ、感動の連続です。この地に来れてよかったと心からうれしく感じます。7月の炎天下の中で活動がはじまり、皆で全世帯ご案内をし、活動できたことの幸せに生命が喜び、感謝で一杯でした。活動できますことは幸せです。関われることは最高に幸せです。ピアノの音は、自分の身の内にはいり、この地で活動した時に感じたことをより深く表してくださり、言葉に表現できなかった感覚を埋めてくれました。この地で活動していなければこの感覚はわからなかったと感じると、活動でき、コンサートを経験できますことほどの喜び、感動、幸せはないと深く感謝します。一部の後半では、美しいロマンあふれる音に愛と悲しみを感じ、涙しました。そして私の内にある根強くある魂を後頭部と首の後に見ました。2日前から言葉に表せない光景が見えていました。国創りの神と見えましたが、よく理解できずに、愚かな意識が顔を出し、恐ろしい存在なのではないかと恐怖を感じてもいたのです。コンサートでは、首の後ろ、後頭部に見えた存在は大きな木に見えました。国創りのシンボルの木です。大きな木と見えた時に涙にじみました。正確に理解できずに恐怖を感じることの愚かさを恥じます。が、すべてを受け容れてくださり、生きていける世界がここにあると生命をもってわかるコンサートの経験でした。最近の問題と感じてきた前頭葉による良い悪いと判断し、悪いと判断したものは裁くという意識のなんと薄っぺらで卑しいことかをそのまま見ます。人が生きていける為にすべてを受け容れ、育んでくださる空間、場がここにはあります。多賀城跡にて心地よい風に吹かれ、愛を経験した時のことが蘇ります。この地に来れて本当に良かったと感謝でいっぱいでした。
第2部は、アリラン的のようにも聞こえ、高句麗とつながりがあるように感じ、とても嬉しかったです。愛の風が吹き、その心地よいことに永遠にここにいたいと望みます。この地でなければ聴けなかった演奏です。こんなに素敵で美しい演奏を聴けます人生の幸せに感謝します。最後には東アジアへつながる道が見えました。ここから東アジアへつながる道が作られるとは。。。と考えると、時間が止まったように次元が変わります。メッセージを詠ませていただいている時から胸の内は動き、涙にじみました。「多賀城から東北の新しい愛」とは感動です。そして本当の強さを表現していただき、強ければ、美しく生き、皆の生命を守り、生きていける世界を作っていけることを経験させていただき、最も希望ある生き方とわかりました。皆様と集うことができ、嬉しく幸せを感じます。今日はエチオピアからのお客様もお越しくださいました。大変感動し喜んでおられました。
今日となりましたが、結工房にて、いだきしん先生が焙煎をしてくださいます。午後2時から5時の予定です。お越しいただければありがたいです。
ありがとうございます。