多様性
3日目の府中ウィーンホールのコンサート1部のメッセージ、(偶然) 偶然の一致は不思議な偶然から起こります。必然による偶然、こういうことが起こるように生きている人は魅力的です。内に在る潜在的なものが偶然を呼び、一致が起こるのでしょうか。興味は尽きません。
パイプオルガンの演奏はとても穏やかに響き、いつしか揺蕩うような心地のなか1部が終わってしまいました。
2部は、メッセージのなかにありました多様性という言葉が頭に残りました。自分に必要と感じたからです。一つ、好きなことがあると、ずっと一つのことをやり続けます。同じものを飽きずに毎日食べることもしています。周りの人に呆れられても意に介しません。意識散漫と集中という相反するものが同時に自分のなかにある感じがしています。相反するものが同居しているのはもしかして多様性ということが欠けているから、何となくそんな気がして、、
パイプオルガンの重光な響きがあるときからゴールドに輝きだしました。ゴールドの光りが多様性と感じてなりません。一つのことに熱中できるのは悪くはないけれど、重光な光り、ゴールドに輝く多様性は、イランで見た、モスクの天井などを飾る複雑で重光な建築様式や、折り紙を幾重にも重ねて作る幾何学模様が織りなす美にも似てみえました。一つ、とはまるで違う世界、多様性は美としても感じられ、この多様性がこれからどのような事実となって現れるのか、現れてくるのか、興味が湧いてくる新ストーリーです。
そして、今日も、昨日気になっていたマーブリングのティーシャツを御寄付のお礼として戴きました。ピンクのマーブリングの裾に黄色の模様があって、そこが春の小さな野原のように楽しいのです。
来週は三鷹風のホールのコンサートに参加させていただきます。
3日つづいた府中のコンサートを今日もありがとうございます。