変化変容していく未来
生命の神秘のかおりが届き過去も未来も今に一つのロマンを経験していました。
雨降る東京の訪問先へ向かって
ぴしゃぴしゃ雨が降っているのに
ふわふわと降り積もるような傘にあたるやさしさ
純白に内面にも花びらのようながふりそそぎ
空間に溶けていく身体
庭が見えるような向きがいいのとベッドに横になり
梅の木の傍らの金木犀を眺める奥様
ふと寝たきりになってしまった奥様から
何度も入退院を繰り返していても不満を聞いたことがない
ただ歩けるようになるかしらと言うだけ
過去も将来も消し去っているようにしてただ今ここが満たされ
冗談もとびだします
毎朝に看護師に世話をしてもらいますがいつも呼べば旦那様が仕事を離れてあらわれオムツも代えてもらう秘密のない仲に感心します。言いたいことをいうのは若いころからずっとこうですとまんざらでない旦那様は少しでも回復の兆しがあると表情を輝かせます。不思議なことに細い体に自他ともに認める筋肉がついてきています。不可能を可能にする関係の源がここにも届いていると感動します。 そして友人宅の食事会でも身体が空間に包まれる経験をさせてもらい本音が行き交い境のない時の音連れに感謝生まれています。受講しているからわかってくるやさしい生命の営みに満ちて、先生、高麗さんの創造していただいいている今ここをもっと生かして新しい「高句麗伝説」の世界へむかいます。みなに変化変容をありがとうございます