変化する日々
表現が遅くなり大変申し訳ありません。
先週のアントレプレヌールサロンから始まった東京での3日間のコンサートに参加させて頂きました。
今一度頂いたコンサートメッセージを読み返し、仕事や生活を含め振り返ってみると、改めて自分自身の内面的な問題が炙り出されては整理して頂いた日々であり、それが今尚続いていることに感謝するばかりです。
個人的なことばかりでなく、宇宙空間、地球に生きる生命体として、空間に働く壮大なエネルギー、時間を超えた世界を体感させて頂き、奇跡的な経験であり言葉になりませんが人間としての在り方を教えて頂く尊い経験をさせて頂いています。
12日の府中でのコンサートの日は、直前に駆け出しのヘルパーだった頃に長く訪問させて頂いた利用者様の親友の方から訃報のご連絡を頂き、「理趣」の演奏をお聴きしながら当時の日々が脳裏に甦りました。相手の方を全面的に肯定すること、受け容れることが出来ず、その方の思いや家庭環境など端々のことに翻弄されてしまったと今となるとわかりました。大事なことは中心、いのち、と演奏から教えて頂いているようでした。親友の方はいつでも一貫して優しい方でした。寄り添う、という在り方は今も尚未熟であります。
13日の三鷹コンサートのメッセージは「空」でした。私は花が好きでよく観察します。チューリップは大きな花びらがまぁるく包み込むような形の可愛い花ですが、花びらの内側には秘密の王宮があり、めしべとおしべが鎮座しています。とても神聖な佇まいにそう感じてしまうのです。発見した時は生命の中心が明るく穢れなく美しいことに感動しました。演奏の間は、その時感じた生命の中心を感じ、第2部では生命体の流れの中に居るようで、ただただ最高に気持ち良い経験でした。そのまま朝まで仕事をして、翌朝ふと浮かんだ妄想を冗談のように考えていたら、実は本当はやりたいこと、なりたい自分ではないかと驚きと共に涙することがありました。
14日の三鷹コンサートは意外な経験でした。
とても状態が悪かったのですが、第1部の演奏はどんどん上昇し高みに上るエネルギーに包まれ素晴らしい心地でした。
第2部では10年前にアンドロメダエチオピアコーヒーをご提供するカフェで働いていた頃が何故か頭に浮かび、一日中階段を登り降りしながらお店の中を走り回っていた躍動感を思い出していました。するとお腹の中から「飽きた」と言葉が浮かび、心底飽きた〜と身体が言っているのがわかり、正直、今の自分の状態に合点がいきました。
時間の枠にハマり、頭の枠にハマり、閉じ込められた身体からの要求と感じます。今のままではいのちは生かされない、その状態をわかる経験でした。
素晴らしい4日間の経験を誠にありがとうございます。翌々日は、店先に沢山並んだ花の中から最初に目に着いたピンク色の薔薇を一輪花屋で買い部屋に飾ると、完璧に美しい姿の存在がテーブルの上にあらわれ空間が変わり驚きました。サン=テグジュペリの「星の王子さま」が頭に浮かび、王子さまが自分の星に咲いた一輪の薔薇の花をたいそう大事にされていた気持ちをわかるように感じ、妙に感動してしまいました。
最近は子供達の中に混じる機会があり、子供と接していると発想が自由で枠がなくそのままで、固定観念に縛られている自分の頭の堅さは自分で自分を縛っているようで馬鹿みたいだと気付くことが出来ました。子供達は、初対面であっても気兼ねなく優しく当たり前に共感し、どんどん元気になっていました。日々、いろいろな気付きや変化を感じます。東北応用コースはライブ中継は最後の30分弱しか聞けなかったのですが、日本語は共感出来る言語とお聞きし、もっと表現を学び深めたいと感じます。
東京は美しく晴れた朝で、本日が4月19日という大切な日であることを感じ、仙台を想います。
毎日新しく、かけがえのない日々を、心よりありがとうございます。