地球を抱き
迎賓館は館ごとピアノと感じる音が鳴り響きます。今日も大迫力をもった先生の演奏の凄さに畏れ入ります。地響きがするような低音の響は地球の生命を感じ、人間だけが生きている地球ではないことを生命をもって感じる経験となりました。ただ座っているだけなのに、汗だくとなります。生命の内から熱いエネルギーが湧いてきます。休憩後のお話から野生のちからが現れていることをお聞きし、更に生命の内から熱い力が湧きあがります。今日もエチオピアの荒野にて、私が木の枝を鞭とし、男性を追い払っていたとのお話をお聞きし、先生が男性が私を殴りかかったら、ただではおかないという気で私の後ろを1、2メートルあけて歩いてくださっていたとのお話から野生の力を感じることができました。勉強をし得た知識ではなく、生命が生きていく為にはたらく知恵は、これからを生きる上で最も必要な力と感じます。野獣ではなく野生であること、新野生との表現をお聞きし、演奏を経験させていただくと、よくわかることができることがありがたいです。演奏の最後の方では地球を上から見ているような感覚となり、人間が生きている世界のことだけを考えていることは了見が狭いのだと気づく瞬間がありました。その時、目が覚めたような感覚となり、この世の制度や決まりごとの中で小さく生きていることは人間の生き方ではないとわかります。地球を抱くように生きてこそ、人間であると気づきます。宇宙空間を浮いているように制限も境もない広い世界で生きる生命を感じる時、「生きていく」力があふれて参ります。小さく生きていると、生きる力も生まれません。汗だくとなり、座っているだけでしたが、全速力で走った後のような体感でした。今日の迎賓館での先生が淹れてくださいましたお浄めコーヒーの美味しかったことも心にあり続けます。甘くてまろやかで、中心は天の彼方に抜けていくようなさわやかさでした。こんなに美味しいコーヒをいただき、小さく生きてはいられません。
夜には京都事務所にて講演会を開催し、今日もいだき講座をお申し込みいただき、大変うれしいです。仙台での講演会の時から人類救済の道であることが伝わることを目指しています。毎回、いだき講座をお申し込みいただき、大変うれしく感じていましたが、京都でもお申し込みいただき、とてもうれしいです。講演会の時は空間が賑わしく、たくさんの霊魂やエネルギーがうごめいていました。多くの人は眠っていました。目に見えない世界が変われば人間は変わるのだと見えます。どのような時も自分を見失わずに生きていかないと人間を動かす目に見えない世界が変わった時に、どう生きていくかがわからなくなると見えました。明日は、東京へ帰りますが、すぐに渋谷でのコンサート、府中でのコンサート、高句麗伝説と3日間連続コンサートが続きます。ただ事ならぬ時と武者震いが起こります。世界の平和を実現していくコンサートです。向かっていくのみです。ありがとうございます。