国づくりの精神
8月15日の狛江・高句麗伝説をありがとうございました。
国づくりの精神を知りたいという気持ちをもとに臨んだ今回のコンサートでした。とくに好太王の詩が詠まれた一連の場面において、大地を揺るがすようなもの凄いエネルギーを感じました。大地を駆け抜ける蒼い風の詩からは、世の中を一変させるほどの鮮やかな勇敢さを感じました。また、笛の音と交互し、太鼓の一音一音が体の中心の奥深くに響いた場面では、五女山城で、敵の怒涛の攻撃から女子供たちを守るために攻防する戦士たちの命懸けの状態を経験しました。さらに、生命一つの状態で戦う高句麗人に対して、弘前の地で解き放たれた神が現れたのではないか、もしくはそのような状態が表現されたと感じる場面があり、これまでに経験したことのない状態に只々圧倒されました。
このような表現内容と形態は世界でもここより無いと改めて感じるとともに、高句麗伝説の更なる進化を見ました。そのため、本日のコンサートでは更に何が起こるのだろうかと、今から楽しみにしております。
ありがとうございます。