営業
アンフィニでのアントレプレヌールサロンに参加させて頂きました。アンフィニに訪れるのは10年ぶり以上でしょうか。たくさんの講座を受講した彼の時が思い出されます。そしてその時も今も先生の在り方、話されることの一貫性に生き方としての論理を学びます。
マーケットは崩壊し、今までのように戻ることはないとお聞きしました。また仕事の基本は営業であること、それは介護であろうとイベント事の裏方であろうとも、教師であろうとも変わらないということ。営業をしないで売るということ、そのことを先生の北海道での営業の話と高麗さんの営業の話から学びます。どこまでも人間として、を貫かれていること、売りたくないものは売らない、嘘はつかない、人の事を大事にする、身を美しくして人と会う。すると出会われてる方が興味を持たれ、頼んでもないのに買ってくれる。人間を売る、人間の生き方を売るということの真髄を学びます。
この話をお聞きし、自分自身も今までどのような仕事においても、関わる人に対して、誠実にそして人間として、を大事に接してきました。関わる人とは関係もよくなり、ある仕事の現場によっては直接担当者でなくとも自ら協力してくださる方もおられます。こういった数値にも現れない、目に見えない価値がどれだけ大事か身にしみています。ただ、こういった事が評価の対象になることはなく、対価に対してはいつも不満が残るものでした。
基軸通貨が揺らぎ始めるかもしれない情勢の中、暗号通貨のことをお聞きし、この暗号通貨によって、今、貧しくならざるをえない状況下におかれている人たちが豊かになれる可能性があり、それはエチオピアなどコーヒービジネスにおいて末端で働く人たちに、仕事に見合った対価が得られることを意味することを考えると、それは全世界の末端で働く人たちが心より望むことですし、自分も他人事ではなく、何とかしたいことのひとつです。
個々人の能力を発揮できる時代に入り、そのためのツールであるウェブやスマホについて知ること、日本語でだけで世界に向けて発信できる環境ができていることをお聞きし、今の時をチャンスとし、学ぶ時とわかりました。いろいろな所で取りざたされていますが、ニュートンが後世に残した偉大な業績のほとんどはペスト禍の際の大学休講が1年半続いた時の時間があったおかげといい、その時間を”創造的休暇”と言うそうです。今の時を活かす時と考えます。
直接先生とお会いし、お話が聞けるアンフィニでのアントレプレヌールサロンの機会に本当に感謝します。この状況下において、徹した準備をしてくださった高麗さんや関係者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。