商品は命

アントレプレヌールサロンをありがとうございました。

お話しをお聞きするうちに勇気が湧いてきました。

自分はどのように人の役に立てられるか、という問いに対するひとつの答えを頂きました。まず、「限られた人生の中で命の広がりがどこまで行くか」というお話しをお聞きしたとき、宇宙の広がりと重なりました。そして、命の広がりを可能にしてくれるのが商品だとすれば、商品の本来性とはモノではなく、創作者の命そのものではないかと感じました。ともすれば、自分の存在をかけて商品開発を探求するシャンプー会社の社長のお話しや、会社は利潤追求ではないとのお話しに合点がいきます。そして、一介のアントレプレナーの作品が、命の働きに反するこれまでの社会に新しい命を吹き込むことで、世の中を変えるといっても大げさではないことがわかります。それだけの可能性が潜在的能力として一人一人に内在していることを、老人ホームの陶芸のお話しからも窺えました。

私たちの身の回りに助からない商品があまりにも多く、それに慣れてしまっていることから、「目の前の商品で人が助かっていないのが現実」という至極全うなおことばに思わずハッとさせられました。人間として全うな感覚を取り戻し、世の中を変えるための仕事に活かすためにも、コンサートに参加させて頂くことの意義を改めて認識します。

環境問題の解決には宇宙を理解する必要があり、地球の代謝に光が必要とのお話しから、先生が空間を相手に行っていらっしゃることの意味をひとつ理解するとともに、地球をひとつの生命体としてとらえる見方と併せて、「生命豊かな愛に満ちた宇宙のような畑にしたい」との気持ちを改めまして探求したくなりました。そして、生きる上での基本中の基本である「水の流れ」をつかみ、滞りのない頭で、精神と魂を育む体づくりに役に立つ、美味しい野菜という商品の開発に挑戦したい気持ちを新たにしました。

ありがとうございます。