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今日は高麗屋さんのプレオープンに行かせて頂く前に大空襲資料センターのガイドボランティアに行き、特別企画展に参加された方の移動の誘導をさせて頂きました。最初に資料センターに来た時の重苦しい空気は無く明るい空間に変わっていました。継承者のお話しは当事者の方が映像で語られているより、悲惨さが伝わりました。子供の時に受けた戦争の傷跡は大人になっても消えず、トラウマとなって残っているのだとショックでしたが、高麗様のお父様も毎夜うなされ、生きて帰ってこれても苦しみはあり戦争はあってはならないのだと気持ちを新たにしました。参加者の方は50名くらい居られたかと思いますが、小学生や自転車で来た中学生の男の子達もおり後世に語り継ぐ大切さを実感しました。自分は何かせずにおられずガイドボランティアに応募しましたが、同時にこの選択は正しかったのかと自問自答していました。今日高麗様のお話しをお聞きし本音に行き着くまで問うてないとわかりました。いつか3点セットを頂くまで紙に書き深めてゆきます。自分は大空襲や原爆にあわれた方の補償問題に関心があり、どうにかならないものかと考えていました。今日は補償も必要ですが当事者の方が希望を持ち生きるのが大切なのではと感じました。高麗屋さんの空間はそこに居るだけで様々な気付きが生まれます。このような場で詩が書けるという事は大きく世界が拓けると感じました。また行かせて頂ける機会を楽しみにしております。