命
無事に三日目もギリギリ着席させて頂き、感謝の思いで手を合わせることから、コンサートが始まりました。「三つ子の魂百までに挑戦して」とお聴きした時、ドキッとしました。前回のコンサートでは、変わることが怖いと感じていたからです。ですが、今回はまるで違う世界でした。とても幸せな世界であるが故、今まで自分の命をいかに粗末に扱い、生きてきたかばかりが思い知らされます。涙が止まりませんでした。その思いすらも超えて、今、この瞬間に現る世界の躍動に、何をも超越したこの世界を、何をどう表現したらいいのか分かりません。留まることのない、あの勢いとスピードのまま、手拍子の感覚が残り、そのままスピードを上げて駅まで歩く時の体感の気持ちがいいこと、この上なしです。風が吹き抜け、行きと同じ道とは思えない、更なる新しい世界の中を歩いていました。帰る途中、母から電話がありました。予定が変更となり、その時点では母の体調を心配しましたが、すべては良しの方向に動くのだと、今朝の電話で分かりました。私が決め、元気で生きる事が、母が元気に生きることになります。昨夜、コンサート後にお伝えした方は、オンデマンドで聴く事を前回同様先送りされました。それぞれの諸事情で、ご本人が決めることではありますが、残念でもあります。伝え続けていきます。ありがとうございます。