向かっていくこと
新型コロナウィルスにより、刻一刻と変わる世界情勢に驚くばかりの今です。TVをつければ、何もかもが暗澹たる気持ちになることばかりです。気づけば、その空気に必要以上に浸かって疲弊しています。
「どんな時も、明るく元気に生きること」先生の言葉が、今ほど身に染みることはありません。向かっていく身体づくりが必要です。
昨夜の帰り道、夜に佇む白木蓮の美しい姿が目に止まりました。白い鳥たちが「世界を守れ」と、大きく羽ばたく姿に見えます。手を合わせ願う夜でした。
早朝、夜が明ける美しい空を眺めれば、心に鬱積したものが照らし出されます。何一つ暗く落ち込むことはないと分かります。新幹線の中から見える富士山は、一点の曇りなく真っ白な雪を被った姿で青空の下、凛々しく揺るぎない姿で在りました。あまりにも鮮明かつ明瞭なる姿に、カッカと一笑に付されたようで、何もかも余計なものが吹き飛ばされました。スカッと爽快で気持ちいいです。
今、迎賓館コンサートがあり、こうして向かって行けることが、何よりも力となり元気になります。よろしくお願いします。