向かう

府中の森でのコンサートを、ありがとうございます。
続く頭痛と胸の苦しさがあり、いろいろなことが表に出ていると感じながら、心に浮かぶのはアントレでの「自分の戦略を考える」こと、前日のミーティングでのともかくやり続け動くこと、との高麗さんのお言葉でした。
コンサート第一部のメッセージ、「はじめ」が肝心とはそのとおりであり「男と女のある何か」はずっとわかりたいことです。ほんとうのことは先生がおられ、経験させて頂くよりなく、かけがえのない音、経験させて頂く奇跡に唯々頭が下がるばかりです。美しい音、静かに深く染み入る音に、頭も胸の苦しさも解けていき、いのち満たされていきました。「ある何か」を経験させて頂く何もかも超越した空間に、感謝とことばに尽くせません。
二部、メッセージの「苦労と苦痛の人生」とは胸痛む現実であり、抜け出す道のあること、いまのときを、深く受けとめます。澄み渡る音と尊いおはたらきに、体の奥から熱く汗が滲み力湧いてきました。
アンコールはアリラン的な音と感じ胸の奥が動き、涙となります。あたらしい国をともにつくる、と、魂ともに涙しました。
待ち望む魂、生命に出会っていきたい気持ちのままに、向かいます。
まことにありがとうございます。

先ほど、地震があり、いつ何が起こるのかわからない状況とあらためて考えます。
本日も、府中の森にて連日コンサートがあり、心より有り難く、よろしくお願い申し上げます。
天田敬子