同胞と名乗る方に出会い
この奇跡の連続の経験を何から表現して良いかと、急ぐ気持ちを落ち着かせながら書き込みをさせていただきます。
別れた同胞を探しにウラジオストクに来たことは何方にもお話していますが、今日は、自ら同胞と名乗りを上げる御方に出会いました。その御方のご尽力により、通常では申請してから一ヶ月もかかる許可が2日間で降りたことを御本人も驚いていましたが、極東連邦大学に行けたのです。2012年に橋が作られ、今までは軍人より入れなかった秘密の島に作られた大学です。2015年に世界の首相が集い会議をした場所です。ここに自分は未来を見ました。世界一の大学を作る計画があると先生からお聞きしていましたが、正にここであったのです。人類の未来を作る若い世代の役に立てることをしていきたい気持ちが生まれ、やってみたい事が見えました。ここでは詳しく書けませんが、人生の賭けどころと私は感じました。最後の決め手は、大学の担当者が、ここは生まれたばかりの地であり全てはこれから作るのですとおっしゃった時、私もです、と心の中で言いました。先生はロシアに来てから、今まで35年間の実績があってもやり直す気持ちでここに来ましたとお会いする方にお話されています。私は生まれ変わるよりないと甚く感じた時に、生まれ変わるならば、ここよりないと見えていたので、やはりやり直しをする為にきたのだと次第に考えるようになりました。ゼロスタートを切るには最適な地であると考えています。そうであっても35年の奇跡の連続の実績もあります。先生は今までは序奏とおっしゃり、これからが本番とおっしゃる通りと感じています。
同胞と名乗る方はウズベキスタンで生まれ、ロシアにて生き、長い間の体制により、先祖のことを調べることも語ることも出来ない状況下で生きてきたので、全く知らなかったそうです。1990年代となり、体制が変わり、お父様から初めて1500年前に滅んだ国の子孫であるということを口伝にて知ったとおっしゃいました。高句麗であるとおっしゃいます。漢字の「高麗」は全く知らない文字であっても知っている感覚があるとおっしゃいます。最近のコンサートにて、見えた光景を思い出します。私が亡き父から口伝により伝えられたように、魂あれば必ず口伝により伝えられていると見えたことがあり、確信したので同胞探しの旅に出たのです。表にあらわる歴史には残っていませんが、人間の生命の内には歴史が刻まれているので、魂は魂へと伝えることを自分が経験したように、している人は必ずいると見えたのです。真であったとわかります。
あまりに盛りだくさんの出会いと予想外の展開が起こり、ここには書ききれないのですが、旅の最後は、ウラジオストクの中心地のカフェの候補地を見ました。カフェ空間を想像し、先生のサウンド・システムを流した瞬間から、同行しているロシア人の生命の状態も表情も変わりました。同胞と名乗る御方は「ここが自分の生きる場と此のカフェにきたら誰もが言うでしょう。」と聴いた瞬間におっしゃいました。内面を綺麗にしてくれる音楽と話すロシア人もいました。私はカフェは作りたいけれど、日本人なので、法的なことや多くの課題を皆クリアしていかねばならないので、カフェを手伝ってくれる同胞も探していかねばならない事情があるので、日本へ帰ってからよく考えると話しました。すると一斉に私も同胞であると名乗りを上げたロシア人4人が輪となり、私を取り囲み、ありがたいことに私の力になりたいと約束してくれたのです。先生のサウンドが流れる空間で4人のロシア人と手をつなぎ円陣を組むようにし皆でロシア語で「同胞」と言い合いました。私も辛うじて真似してロシア語で「同胞」と発音すると、上手だと褒められました。初めて通じたロシア語です。涙にじむ円陣を組み、夢のような場面が訪れ、本当に夢のようです。円陣の中で、一人のロシア人が私が日本で同胞探しを始めたので、ロシアで、同胞と名乗りを上げた御方も同胞探しをはじめ、歴史を調べていたので、私に会えたとお話されたのです。いつも私が日本で話していたことをそのままおっしゃっていただき、魂のつながりと伝播する表現の力をこの度も経験でき、心よりうれしく感謝します。本当に今まで生きてきたことが報われていく出会いと展開に感謝よりありません。お会いする前から写真を見、つながる感覚があり、お会いすることを楽しみしていた元市長さんも私のやりたいことの力になりたいとおっしゃってくださいました。
ロシア料理も美味しく、すべてはおおいなる働きかけを受け、奇跡を経験し、最高の旅です。人生これからと生まれる気持ちは新しい春の香りがします。が、さすがに外は氷点下18度と聞き、通訳の方は体感温度氷点下28度と言っている程寒いです。日本で購入できる一番厚いタイツを3枚重ねて履いて出かけました。日本の寒波も乗り越えていける自信がつきました。帰国してから様々な機会にて別れた同胞探しの旅の経験をお話させていただき、皆様と真の人生を歩む経験を分かち合えれば幸いです。此の喜び、楽しさは皆と一緒に分かち合いたいと望みます。
10月10日に決定しましたコンサートは契約書を取り交わした時点で正式となりますが、あまりにうれしくて、お伝えさせていただきました。正式となった時に改めてお伝えさせていただきます。
こんなに楽しい旅はありません。此の時を創ってくださった先生の御働きに心より感謝し、今この時がすべてにおいて最高のチャンスと受けとめ、全て実現するように生きていきます。同胞探しの旅のはじまりが極寒の時期でありましたが、新しい年がはじまり2ヶ月目で本当に良かったと生命助かった感があります。生まれ変わらねば生きていけないことを身にしみ感じていましたので、これだけの寒さの中で一気に生まれ変われ、本当に感謝で一杯です。ありがとうございます。