只事ならぬ時
あっという間の一日でしたが、活動させていただき感謝申し上げます。刻一刻と迫るコンサートに、只事ならぬ時であると、感じることばかりです。どんなにしんどくても、先生や高麗さんのしんどさとは比較しようもないとわかっているので、動ける体に感謝するばかりです。
夜の講演会はご新規の方々が大勢いらっしゃいました。仙台高麗屋さんに入られるなり「素敵ー」と歓声をあげられ、瞳が輝きます。満席以上の混雑を感じ、何もかもがピークに達しておりました。高麗恵子さんの、やさしくて強いお声は真が内面に届き、益々力が生まれます。お身体たいへんななか、ビデオ講演会の公開収録もして下さり、ありがとうございました。やはり一日を、きれいに整理でき、新たな発想も生まれ、元気になりました。明日の今頃のこと、今後の世の中はまったく想像ができません。ふだんは効き目のあるドリンク剤も水なのかと疑うほどになりましたが、開演ギリギリまで、手を尽くして参ります。
一日の最後の最後にお会いした方は、多賀城のご出身と聞き、とても驚きました。震災でお母様を亡くされて、東京から戻ってこられたとの事でした。言葉を失い、思わず涙だけが溢れ出る中、一言、二言、気持ちだけをお話しさせていただきました。
お誕生日までお働きいただきありがとうございます。
人類史に残る、多賀城でのコンサートを、どうぞよろしくお願い申し上げます。
いつもありがとうございます。