厳しくも豊かな時

自律したお一人お一人は優しさの中にも凛とした横顔に厳しさをたたえ、甘えの許されない時を生きていらしゃるその覚悟に、温かい会話に緊張ほぐれながらも身が引き締まります。目を閉じると木の葉をさざ波のように揺らす秋風は自分もそのように生きられることを教えてくれます。人生賭け、命そのままにコーヒー販売についてお話になる受講生さんの魂からそのまま伝わる、逃げたり、盾にされたり、したりする在り方から脱却した新人類の生き様。自分もぜったいにそっちで生きると腹から決意の力が熱くみなぎるのでした。コンサートでの東北の秋のみのり、自然、麗らかな季節の移り変わりのような中に、深い神様の懐かしくも畏れ多い存在。「人と、ちゃんと繋がれよ」と聞こえ、ありのままを聞き、話せる自分に変わる時と覚悟を決めます。優しい人ほど後回しにしてしまうというか、後回しというほどでもないけれど、本当はもっとこの人に感謝を伝えたいのだけど、という方ほど空気を読まれるので、どうしたら恩返しできるものかなと考えます。常に考え、自分を発揮し、毎日を過ごして参ります。ありがとうございます。

一緒に参加した女性が、「アンコールの音が、これまでと全然違う感じで、ずっと聴いていたかったです」と一生懸命に表現して下さって、言葉の一つ一つが煌めいていて、歓びを感じました。