KEIKO KOMA Webサロン

協調する愛


運命の因果から解き放たれた生命のすばらしさを生命全部で経験しました。内面にすべてある経験でした。自然の生命、それは鳥が空を自在に飛んでいることも、木が育ち、森があることも、小さな生物から大きな生物まで海から陸にいたるまであらゆる生命が自分の内面にあり限りのないダイナミックな世界を経験しました。私はここ数日、どのような境遇にあっても限界の中に可能性を見出せる生命は生き延びれると感じる一方で、見出せなければ終わることを感じていました。私は内面に、そして自然の中に可能性を見出し、そして生命の源に還ればその源から開かれていく未来を感じました。
途中ピアノの音が後頭部の奥に響き始め、初めての経験に言葉をなくしました。意識がないわけでも眠っているわけでもないのですが、意識でとらえられず言葉も失いました。ただ言語では理解できない新しい経験をしていることだけはわかり、徐々に深まり展開していく音に、新しい領域という言葉だけが生まれました。希望と感じました。今までの過去の中には答えは出せないとすれば、感ずることそのものが今までと全く異なる新しい領域で答えを出せるかもしれないと感じたからです。
第一部が終わり、第二部になりました。新しい領域から始まる第二部を楽しみに感じていました。驚きは、今まで対象にし問うてきた神がいないということでした。問いかけ、問いに対しての答えを求める神の存在がいつもありました。しかしその神は今はいないことと、一方で内面に自然の生命すべてを感じる自分があることが不思議でした。神はいないのか、とも考えてもみましたが、いないとも思えず、そして最後に、対象となる神はいないと気づきました。同時にそれは生命と一体にある神の存在を認めた瞬間でもありました。私は驚きのあまり拍手することも忘れていました。
アンコールの手拍子でもう一つ衝撃が走ったことがありました。それは、ジェンダーのことでした。全身から汗が噴き出すと同時に、男と女、どちらかが優位になるということはない、ということをはっきりとわかると同時に、涙が溢れました。素晴らしいことだと感動しました。今までの感覚、今までの意識では到底理解することも得ることもできない世界に到達していると感じ、感動するばかりでした。

今、自然と調和し人と人は支え合い愛し合うことを経験し、グレートターニングポイントというときを迎えた今をありがとうございます。さらに、これから、もっともっと奥深く理解されていく領域を楽しみに生きていけます。本当にありがとうございます。

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