半端なのは
早朝、昨日のビデオ講演会をKeiko Koma ch.にて視聴いたしました。高麗恵子さんが、エチオピアコンサートをテレビでご覧になった時のエピソードは、以前もお聞きしましたが、今回程「私も、いだきしん先生のコンサートの感動を皆様と共にしたい!」と感じた事はありませんでした。
いつも、目が覚めるとまず布団の中でストレッチをします。それは、血と気を巡らせると、身体が気持ちいいからです。それから、簡単な腕立てと、腹筋と、背筋と、スクワットをします。筋肉を動かすと、さらに腰の奥まで血と気が染み込み、鼓動が全身で感じられ、気持ちいいからです。そして、その間に考えが浮かびます。
今日の活動は何をしようか…
と、色々思い巡らせていて、
ああ、そうか!
と、気づき可笑しくて、腹筋が動く程笑いが込み上げた事がありました。
それは、自分の半端な状態が、どんな状態の事なのかがわかったからでした。
私は、アトピーが酷くなった時に、病院に行きました。点滴や注射、処方された薬を飲み、塗ると、その時の痛みの辛さは和らぎ、病気でいる恐ろしさがホッと安らぐのですが、根本的には治らない状態でした。症状が強く出るたびに痛みに泣き叫び、恐ろしくて泣いていました。薬では治らないことはわかりました。入浴や食事、ストレッチ、ヨガ、整体、マッサージ、アロマテラピー等、身体を癒すことをあれこれ様々やっていました。神様に祈り、瞑想し、自分の内面を文章や絵に表現し…と様々やり、やっと高麗恵子さんに出会えて、いだきしん先生に出会えて、運命が解放され、健やかに生きる、人間となっていく人生を生きられるようになりました。
その生き方を、私のように必要としている方にお伝えしたくてボランティアを始めたのに、世間の人にわかってもらえない事を苦しんでいました。世俗的に、「薬に頼って生きること、雇われて家畜のように生きること、そういった生き方は、生命を傷めるから間違っているんですよ。」と、いわばケンカを売っている様な状態なのに、その相手に気に入ってもらえない事を嘆いていた事に、ようやく気づきました。
ケンカを売られて喜ぶ人はいないです。私は負けず嫌いで打たれ弱いので、ケンカは苦手で避けてきました。けれども覚悟して半端な状態から抜け出して、自分を明らかに現し活動します。
高橋陽子