北緯４０度賛

いだきしん先生が焙煎してくださった「北緯４０度賛」コーヒーから始まり、コンサートを経験させていただき、「北緯４０賛」コーヒーで最高のおいしさに感動し、やっと書き込みの時を迎えます。朝、コーヒーを淹れた時、北緯４０度の地の底に埋もれている魂がこの後現れ出るとのメッセージを受け、その映像までも見え、遙か彼方の遠い時を想いました。現在、北緯４０度の地に生きる人間はすぐに先生の表現を感じる人は少ないかも知れないことをコーヒーからのメッセージで受け止めました。が、その地に埋もれる魂、存在が目覚めたら、人は変わり、世界は変わると見え、すごいことが起こる時代であると身震いしました。

今朝は理由がわからない足の痛みに襲われ、不安になりました。痛みで動けずに、身支度にも時間がかかりました。昨夜は、月２０回の先生のコンサート開催を目指し、計画書を書いていると、やる気満々となり、とてもハイテンションでした。夜はあまり眠れませんので、このような状態では勝てないと自覚し、なんとか改善したく日々生きています。やる気は満々でも突然の痛みに襲われた時、ふと不安を感じ、立ち止まる自分の状態も考えました。

コンサート前に、東北センターに設置する先生の演台に敷く絨毯を買いに行きました。検索し行った店はここに拠点を作った頃によく行った店でした。初めて盛岡に来た時に魅せられた北上川が見え、川の向こうに岩手山が見える美しい場所を通りました。先生に出会える前に来た場所です。人生を想いました。その道から商店街に入る一軒目の事務所は阪神大震災チャリテイーコンサートの時にご協力くださった事務所でした。あの時は川が見える場所であったので、郊外にある事務所と感じていましたが、町の中心に位置することに今になれ気づき、自分の印象では正確にとられられないものだと今更ながら、いろいろなことを考えてしまいました。店の人は私のことを覚えておられました。店長さんが亡くなったと知らされました。コンサートをどれだけお誘いしたか知れません。東北の震災の後にお会いした人はお亡くなりになる方が多く、しみじみ感じることは、出会った時に、全てをお話し、尽くしていくことが必要と身にしみることが多い東北の地での活動です。コンサート開始時間を間違っていたことに気づき、大急ぎで会場に向かおうとした時には足の痛みも忘れ、走っていたことにも驚きました。足が痛い、どこが痛いと言っても走れることを経験し、苦笑しました。

大慌てで、会場に着き、先生のメッセージを読ませていただきました。予想外であり未知なる世界に触れる感覚で意味がわかることはコンサートを経験させていただかないとわからないと感じ、とても楽しみでした。銀河鉄道は「北緯４０度を一巡してそのまま宇宙空間に飛び出て銀河に向かうはずの銀河鉄道。今までとまるで異なる光を放つ乗客に驚きます。このような存在に宇宙で出会ったことがあったでしょうかと、記憶を辿ってみてもなかなか思い出せません。中世以前には、中世以前ですから何万年、何十万年ともいえない長い時普通に存在していた、天使、天使達をお乗せしていることに気づきました。天使と言えば、日本ではキューピットのような可愛いイメージを連想するでしょうが、これは人間が勝手につくったイメージです。天使達は本来の活動の場を再開すべく銀河鉄道の客席に着席しました」

なんともロマンチックな触れたことのない世界であり、天使達が銀河鉄道のお席に着席したということはどのようなことになるのかと未知なる世界に心ときめきました。いずれにしても先生の演奏を経験しないとわかることができない神秘的なメッセージの意味がわかるならば、凄いことと楽しみでなりませんでした。先生が表現されるピアノの音は、ピアノであることを忘れ、先生が楽器を弾いておられることも忘れ、大変失礼ながらコンサート会場の一席に自分が座っていることすら意識せずに、音から生まれる世界のなんと表現してよいかわからない不思議な世界、未知なる世界、自分が知ることもなかった世界に触れ、大変驚くばかりでした。宇宙の遙か彼方は何の境も壁もなく、ただただ広大であり、神秘的であり、今まで触れたこともない世界に身を置いていると、今までの人間の生き方は異常なことであり、本当はこの世界で生きる存在が人間ではないかと感じ、これから真の人間の生き方が出来る希望に、エネルギーが湧き出ます。

第２部「愛する力」のメッセージも今まで知らないことにふれた感覚でした。「天使の存在あって「愛する力」になります」との冒頭のメッセージから、初めての感覚に驚きました。「あまりに勝手なイメージがとびかっています」「やっかいなイメージにはまらないことです。愛も愛する力もイメージなどというワンステップをおいて成立するものではありません。偽物の愛に要注意です」偽物の愛は生命とりであり、人生を棒に振ると心の中で言っていました。「瞬時にはたらく力以外は力とは言えません。」が心に飛び込みました。「例えば力を抜くということを意識して力が抜けないのと同様です。」深くうなづくよりありません。「愛する力はやわらかくソフトです。同時に何にも増してパワフルです。誤魔化しのきかないこれからの時代です。悪を退け、善を実現する「愛する力」が新たな道を切り拓きます」拍手喝采で終わるメッセージの後の演奏は北緯４０度賛アリランと勝手に名付けていました。大陸の大地の底に埋められ、秘められた力があらわるとこのような魂揺さぶられる音になるのかと深く感動し、魂揺さぶられてなりません。言葉に言い尽くせぬ悲しみ、哀愁、愛、誰の心の襞までも受け容れ、共に在り、表現してくださっている繊細でありダイナミックな演奏に北緯４０度の地である高句麗の地が今ここに在るように感じ、幸せに包まれました。元気に生き、もう一度五女山に行きたい気持ちがこみ上げます。その時は東アジアの状況が変わっています。北緯４０度の地の大地から現れた真の魂、存在はおおいなる存在現る空間と出会い、今まで見たこともない美しい魅力的な存在となり輝いています。その時の音のあまりに心惹かれるロマンチックな演奏、音が今も胸の内で鳴り響いています。

ある瞬間の強い音に姿勢を正しました。「「いい加減にしろ」と一括されたのです。何をいい加減にしろと言われているかはよくわかっています。瞬時に生まれ、動くことを身につければ世界の平和を実現出来ます。その為に生まれてきたと自覚しているなら、その生き方を身につけていけばいいとわかります。先生が講座にてお話くださる宮本武蔵の五輪の書を想いました。私は少しよいと感じることはパターン化し繰り返し頑張って行う習慣がありました。パターン化することはすぐに壊れます。瞬間瞬間必要な動きができればいいと生命でわかりました。昨夜から今朝の経験をし、夜はやる気満々で休んでも起きれば痛みにより動くこともままならないことが起こるのです。その都度、不安になり考えているようでは物事を達成できないのです。コンサート中に、痛むことや苦しみが体にたまっているなら、どんどん出てきてくれる先生のコンサートや講座がありますので、不安になることではなく、物事を達成できる心身としていただいていることは体をもってわかります。どんどんこの経験をさせていただき、世界の平和を実現できる動きができる心身を養うことが必要と考えます。これからのコンサートも講座も益々希望よりありません。

家に帰り、食事をし、仙台コンサートを共に経験したレバノンの桑の実シロップを頂きました。とっても美味しくて感謝の気持ちがあふれます。スーパーフードであり免疫力を高め、たくさんの効能があります。先生の音を聴き、東北の地の元なる真の力が現れたコンサートを経験したスーパーフードを頂けることの恵みに頭を垂れ、お礼を申し上げました。

そして北緯４０度賛を淹れさせていただきました。コンサート後は北緯４０度の地に埋もれる魂が完全に蘇り、宇宙の遙か彼方まで飛翔しています。自由自在に宇宙の彼方までも動いていく存在は天使なのでしょうか。間違った天使のイメージが刷り込まれてきましたが、真の天使の真のはたらきが世にあらわると感じ、言いようのない喜びとこれからの動きに心ときめきます。先生が作ってくださった器にいれ、飲ませていただきました。一口目から驚くほどの美味しさに感動し、歓声を上げました。その後は気づけば、飲み干していました。美味しくて美味しくてあっという間に飲んでいました。北緯４０度を一巡した銀河鉄道の動きを経験させていただいた後の北緯４０度賛のコーヒーの味は格別でした。今日もこれからの時代を生きていけるように、それも切り拓き生きていけますように心身養い鍛える経験をさせていただき、感謝とやる気に満ちています。

台風のニュースからはじまり、今も尚、ニュースばかりを見る夜です。地名を聞けば、コンサート活動で歩いた地ばかりです。これだけ日本各地、世界各地を歩く人生を生きるようになるとは先生に出会わなければ決してなかったこととしみじみと感じながら、その地を歩いた時の土地のエネルギーを感じ、各地に被害がないことを、皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

ありがとうございます。