北上コンサートをありがとうございました。

北上コンサートに参加させて頂きまして有り難うございました。
北上川の煌めく水面が今、体の中を大河のように流れています。
コンサートは、女性の持つ本来の美しさ、気高さ、強さ、を取り戻していく瞬間瞬間でありました。
晴美様のことが心にありました。
柳花さんのことも心にありました。
そして高麗さんご自身の、北上川の水面に光を見られ、生きていくと意志が生まれた瞬間のお話も重なりました。
先生が高麗さんにされた、しゃくやくの花のお話、「女性はこの花の様に、気高く美しく仕事をするんだよ。」と仰ったお話が今、心にあります。
北上川の煌めく水面に、縄文時代から綿綿とつづく美しい女性の魂を、いまの私達が引き継いで生きていくのだと受けとめさせて頂きました。
北上に滞在した時間は短かったですが、タクシーの運転手の方と交わした短い会話の中にも、自分本来の心のままに会話できる安らぎとぬくもりがあり、これが本来の人間のあり方・・と分かり安堵しました。行き帰りのタクシーは、その場に居合わせた受講生の方々と声を掛けあい、乗り合わせましたが、そのようなことも心があたたまる経験でした。逆に、日頃は、特に職場においては、あまりに非人間的な環境であることもよく分かりました。
さくらホールの窓越しに眺めた、夕陽に染まる集落がとても懐かしくて、離れたくない、切ない気持ちでした。先日の武蔵野コンサートで高麗さんにお声を掛けて頂き、北上コンサートの参加を決めました。参加させて頂き、この度のコンサートを経験でき、また北上の地と人に触れることが出来たことは、かけがえのない経験を頂きました。北上･･･この地は魂深いところから繋がりがあることを直感いたしました。高麗さん、お声を掛けて頂きましたこと、本当に有り難うございました。