北上の地にて
桜の蕾がほころぶのはまだ先との北上の地にて、今日は暖かく春の光あふれていました。応用コースで北上の「かみ」は神とお聞きし、封印された北の神があらわるコンサートに畏れとともに身を置かせて頂き心より感謝します。高麗さんの水色に輝く高句麗衣装のお姿と笑顔に北上川で見いだされた真の光のことが心に浮かびました。一部、アフラマズダとお聞きし、ペルセポリスコンサートのことや「精神の源を辿る旅」の先生の映像がよみがえりながらも姿勢を糺し、降り注ぐ先生の音、すべてを受けて下さりながらどこまでも清らかな音の連なりと、この上なく美しく澄み渡っていく空間、存在に包まれひとつの空間、、、深い感動、涙が流れます。よけいなものは消え去り、ただただ聖なる空間とひとつに生きていきたいと望みました。二部「北の女神」と高麗さんのよまれるメッセージが胸にしみ涙となります。ことばで、悲しみ、やさしい、美しい、と使ってはいても浅はかと感じこの空間でいのちをもって経験させて頂くことは、どこまでも深いです。美しい方を感じ、静かにずっとともにいてくださる存在、繊細な光の音に痛む胸の奥深くがとけていき、ただここに在ること、そしてすべてにこの上なく感謝と涙あふれてなりませんでした。
北の地でのあまりに尊いときをともにさせて頂き、胸の奥深くからひらき、あらたなはじまりに感謝よりありません。ただただ未来へと、人間としまっとうになり、全力ではたらき真あらわしていくだけです。
先生、高麗さん、まことにありがとうございます。
天田敬子