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北の地にて尊い時をありがとうございます


「4月19日に寄せて」大切な日のコンサートに向かう高麗さんのお手紙をいただいて盛岡での催しははじまりました。講演会は急きょ内容を変更してくださり、まるで「高麗恵子語り」と「いだき講座説明会」の特別編とも感じるお話でした。STコンサートから海外コンサートの実跡の映像とその道をひらいてこられた高麗さんご自身の言葉によるダイジェストに息をのみます。そして東日本大地震以降の日々から、さらに海外に向かう最中でコロナ禍があり、今ウクライナでの戦争という情況もある中で、一貫して先生と高麗さんがなさってきたこと、なさっていることに圧倒されました。何をもってこれほどの途轍もない歩みがあるのか、目の前に顕われ迫ってきます。日本で戦争があったのは私達の親や祖父母の世代のつい最近のこと、原爆投下などウクライナ以上ともいえることが起こり、今に至る日本の有り様があり、いのちにとって大事なことはわからなくなってしまいました。いだきしん先生の存在を世界に伝える高句麗王・高麗恵子さんの歩み、「いだき」は人類史の奇跡、最後の砦と感じます。愛の経験からの本当一歩がはじまること、今の時を、ありがとうございます。

「死について」では「間主観」ということを教えていただきました。過去からくる自分の主観・思い・経験にとらわれた自分の主観を本当のことだと思ったら大間違いで、ものごとわかるには自分がまずまっさらにならないとならない、とお聞きしました。そうはいっても、先生にお会いできなかったら、どんなに命懸けの修行をしても、まっさらになれることは私にはありませんでした。いだき講座とコンサートにて、真の自分に出会う、真実が顕われる一瞬は、感動を超えて生きる力です。

桜やこぶしが咲き、澄んだ空に月が美しい盛岡の地にて、尊い時間をまことにありがとうございます。堤 康晴
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仙台にて 東照宮~八幡宮~亀岡八幡宮
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結工房にて 即興詩5
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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて