北の地にて
北の地にて澄んだ秋の風に吹かれ、この地に来れたことを感謝しました。東北センターの先生のピアノの音は繊細で深くいのちにしみいり、やさしく、いつまでも聴いていたい音です。盛岡での応用コース、「死について」に参加させて頂き、ありがとうございます。
「射程距離が長いこと」のお話は深く、先生が、ずっと生きて続けられることを探求され、続けられない状態をもって生まれてくる、人間のどうにもならないことをいだき講座でずっと整理して下さり、唯々頭が下がります。あたらしい命が生まれ、射程距離が長い人たちが生きられる世界をひらき続けて下さってきた今。ずれていつの間にか外れてしまうこと修正していくのは、本音を表現しやりきっていくことと、うけとめました。
これから始まるNPOいのちのデイサービスのことも話して下さり、世にない素晴らしい場ができ、先生の音と映像、高麗さんの心模様、マーブリングのある、まったく次元の違う空間で、はたらく人間も一気に能力上げバージョンアップしなければギャップが大きいばかりであることはあきらかです。先生が日本の未来のためにそれまでにない老人ホームをつくられ、デイケア、ショートステイ、入浴サービスのしくみをつくられたことは全国に広がり、今なおずっとたくさんの方々を助けながらも、形式は似ていても真の中身はとうてい真似できるようなことではないと実感しています。そのはじまりを何度もお聴きしてきた私たちは、いだき講座を受け飛躍できるようにして頂た生命で、これまでを脱皮しどう生きるのか、問われている今です。ひたすら向かうよりなく、先生、高麗さんが生き方そのままで示して下さり、ちゃんと表現することで気づいていけること、webサロンの場があることに心より感謝します。
「死について」は、田中ひでこちゃんのお話から、今までわからなかったことを身体で経験させて頂いたと感じています。わかり、動く、恋ということ、、、衝撃とともに経験させていただいたことは今も内に在り、人間として生きることを深めていきます。
書くことで気づき、自分に問うて答えがわかり整理してきれいにしていくこと、高麗さん、先生がずっと伝えて下さりながら、自分はまっとうにできないままにきてしまいました。ことば一つによっていのちが生きること、自分も、ひとにも、ことばでコーチングするお話はこれから生きる上でほんとうに大事なことを伝えて頂きました。あらたに未来へ向かうことを心に、生きて表現していきます。
尊い時を、ありがとうございます。天田敬子