北の地から

盛岡からのお写真をありがとうございます。寒いながらも透明で綺麗な空気が蘇ります。午前に東京に戻ると桜が咲いている様に心が華やぎました。社会のおかしさとは裏腹にめぐる季節のいとなみに心がほっとします。

盛岡での尊い３日間をありがとうございました。ぬくもり溢れる一日一日で心から感謝します。盛岡に来て朝は身体中がむくみ、身体が重かったのですが、案内をしていくうち、小雪が舞う綺麗な空気に助けられ、動いていくと身体も軽くなってきました。規制や自粛の空気はあるものの、人の生命は求めていると、お伝えしていく事は今の時に大事と感じられました。

昨日は、ＳＴコンサート総集編の上映がありました。コンサート前の沖縄の海は暗く重く感じ取れ、コンサートの後の沖縄の海の美しさと先生のあまりに美しい演奏が相まって涙こぼれます。ＳＴコンサートは高麗さん中心に生命賭けて向かわれた力が伝わり、原点を伝えて下さいます。続いて、エチオピアの「ゴデ病院」で高麗さんが撮影された映像では、先生と高麗さんと出会った子どもたちの喜びようが尋常でなく、弾けるような嬉しさが伝わってきました。高麗さんを囲んで喜びを全身で表現している子どもたちは、病院にいる子たちとはとても思えません。次に同じ地に行かれた時には誰一人として会えなかったということも、現実の厳しさを目の当たりにするとともに愛しさがずっとこみあげてくるのです。エチオピアの現地の水のことを伝える映像にあって、それから浄水器を設置をなされ、今も多くの方々が助かっていらっしゃると伺っていますが、ゴデの子どもたちとの出会いから、コンサート、今のコーヒーの展開にも繋がっていることをよくわかり主旨を大切にお伝えしていこうと考えました。後のビデオ講演会では、引いているのでない、ど真ん中に入って撮影をされたことを伺いました。こんなふうに撮れる方は高麗さんよりいらっしゃらないのではとも感じました。あの時から「エチオピア」の見え方が変わりました。テレビなどでは憐みや差別的なものも伝わることはあって他人事になってしまっていて、命ひとつ、共にある、そのような映像は見たことがなかったです。　麗花６もiPadで聴かせていただきました。講演会では、北へ行きたいとたどりつかれたのが岩手で、北上川で出会われたひかりのお話が未だかつてないほどリアルに心に広がりました。高麗さんの中尊寺での後ろ姿のお写真の永い歴史の流れと大きな大きな存在は見たときから心に焼き付いて離れません。岩手山とともに連峰を眺めると、いつになく際立って感じられる山々がありました。銀河鉄道の表現が生まれた地であり、高麗さんが導かれた地であり、世界にとっても大事な地なのだと改めてこの度は感じました。

You tube用の新しい動画の撮影もあって居合わせていたのですが、エチオピアを訪れた時の各地での出会いを高麗さんが話してくださいました。アスクム、シバの女王の宮殿の跡…等で経験された真を表現され、真実を分かっていく事ができ、語られる人がいることで真実は世にあらわれ、実際に発掘されていくという事も分かって参ります。ミーティングでは今とこれからのこととを皆で話しました。行商のお話は、車はありませんが、やれることはあることとこれから模索していきます。コーヒーは、一度飲んだらアンドロメダエチオピアコーヒーより飲めなくなる方も多くお客様も増えているものの、これから開拓に力を入れることが未来があると向かっていきます。

今月に入り、時々ですが、肺のあたりが締め付けられるように痛くなったり、チクチク痛むことがあり、社会の状況もあることをお話に納得しました。先生の音を常に流しておくこと、ビデオ講演会をかけておいたり、とにかく光と繋がっていることで自らが元気であること、そして表現をしていくことの大事さがいたくわかります。３日間で高麗さんの講演会とビデオ講演会、そしていろいろな上映会に参加しミーティングをし、豊かに時に感謝でいっぱいです。新たなはじまりでもあり、今の時を大事に歩んで参ります。ありがとうございます。